セクションチェンジ時のコードチェンジ(作曲)

教則本などで多いのが、ドミナント・コード(V)からサブドミナント・コード(IV)に進行はしないよ! 例外はあるけどもね、という説明。

そして例外として、ブルースの12小節進行を挙げることが多い。

しかし実際には、ブルース進行の形でV→IVを使うことはあまりない。

むしろ多いと思うのが、セクションチェンジの時。

例えばAメロとBメロがあるとして、Aメロの最後がV7でBメロの最初がIVというのは普通にある。ジョンレノンのイマジンとかそんな感じだし。

セクションが変わる時は、調性の中である程度柔軟なコード進行が行われていると言ってもいいのではないか。

 

そんなわけでセクションチェンジ時のコードチェンジを考えてみる。

まず、セクションの終わりは、

  1. I
  2. IV
  3. V7
  4. VIm

たいていこの中のどれかだ。

セクションの始まりは、

  1. I
  2. IV
  3. IIm
  4. IIIm
  5. VIm

あたりが考えられる。

「イレギュラー」なのは「V7→IV」「V7→IIm」あたりだ。

 

でもよし!

 

それが実態に合ったコード進行の理論というものだと思う。