自分的開放弦を含んだコード進行(ギター)
最近ハマっているのが、開放弦を含んだコード・ボイシング。
例えばAのコードを弾くときに、2弦を開放にすると9thの音が加わって少し物憂げになる。
これはいわゆるAの押さえ方
でもいけるし、6弦ルートのAの押さえ方
でも綺麗だ。後者が好きだな。
で、そういった開放弦を含んだコードを進行させる際の思考法。
- キーを決める
- 開放弦が、そのキーに対してどの音にあたるのか見て、使えそうな音だったら開放する
- 後はパワーコードとかでゴリ押し!
1.のキーを決めるについては、ほとんど2.(開放弦が、そのキーに対してどの音にあたるのか見る)と同時に行う。
例えば、
- キーをE♭にしよう→3弦のGが長3度の音として使える
- キーをEにしよう→2弦のBが5度の音として使える
という判断の仕方もあるし、
- 1弦のEを使いたい→キーCならEの音は長3度だからキーCにしよう
という逆転した順番で発想することもできる。
そして、3.。パワーコードとかローコードの押さえ方とかでゴリ押す。
例えば、キーをEにして、1弦のE,2弦のBを開放することにしていたとする。
コード進行は、E C#m A Bでいく。
その時基本開放弦以外の部分は、パワーコードのフォームを保ったままで、
- EPower + 1,2弦E,B
- C#Power + 1,2弦E,B
- APower + 1,2弦E,B
- BPower + 1,2弦E,B
こういう音の構成になるようにコード進行する。完成したのはE C#m7 Aadd9 Bsus4というコード進行になる。パワーコードとは思えない響きを得ることができる。
リフに活かしてみても面白いとは思うが、けっこうこれ、左手が難しくてなかなか採用に至らない。でも面白いよ。