iPadでマンガを描いてpixivに投稿するまでの覚え書き
あらまし
マンガは昔から好きだったが、今回とうとう描いたので手順みたいなものを書き留めておく。
マンガ(空想する桃屋モヤ 時間の流れが遅い編)の内容は上のリンクを見てほしい。
大したことは書いてないが完成したことに意義があるのだ。
0.スキあらばマンガを描くぞという気概
マンガを描いていない人は、自分も今日までそうだったのだが、きっかけが掴めないことが多いと思う。
なのでスキあらばマンガを描こうという心の準備は大切だ。
1.キャラデザ
人により場合により様々だと思うが、今回は最初はキャラだった。
いっつももやもやっと何か考えている少女、桃屋モヤのイラストを描いたのだ。
で、このキャラを使って何か描けないかなと思った。
3.題材
題材は普段から探しておくといいと思う。
自分は(あくまで)ボカロPなので、歌詞用にちょっとしたアイディアをメモったりしていた。
ちなみに、Simplenoteというサービスを利用している。
今回はその中から、「コロナで時間は遅いが季節は早い」というメモ書きをピックアップした。
4.作話&ネーム
このあたりはまだ手順が確立されていないのでグッチャグチャだった。
とにかくなんとか5ページのコマ割りまでやった。
5ページというのもいかにも半端で、プロだったら8ページとか16ページとかにしそうに思う。
この場合、たまたま5ページくらいで話が終わったので5ページにしたに過ぎない。
5.作画 ClipStudio
作画にはiPad Mini、Apple Pencil(第一世代)、ClipStudioのiOS版を用いた。
ClipStudioはサブスク式だが、今はまだ無料期間なのでお金は払っていない。
コマ割りツールでコマを割ると、レイヤーができてくれるのでそのレイヤーを利用してゴリゴリと描く。
注意点として、コマ割りツールの枠線描画も現在選んでいる色(前景色)が反映されるので、
誤って「透明」を選んだままコマを割って枠線が無いなあと慌てないこと。
これは一般的な注意点だ。
レイヤーは増やせるので、下書き・ペン・色塗りなどにするといいと思う。
今回はスピード重視で一個のレイヤーに一気に描いた絵が多い。
6.書き出し
作画が終わったら書き出しだ。
いろいろ選択肢があるので迷うが、pixivに投稿するなら「統合して書き出し」でpngにするのがいいと思う。たぶん。
書き出し先はiCloud Driveがよかろう。
これも一般的な注意点なのだが、開発用なのでiPadだけAppleのIDが違うということもあるだろう。
しかし気にせずiCloudに保存していい。
WinのiCloudアプリはiTunesとは別のユーザーも指定できるようだからだ。
(Macだったらどうなっていたことか)
とにかく、「統合して書き出し」をiCloud対象にすることで、自分のPC上でバラの画像ファイルが触れるようになっているはず。
7. 投稿
pixivの「作品を投稿->漫画」で投稿画面に移り、さっき書き出したファイルをそのまま投稿すればOK。
ここは迷わなかった。
投稿を終えて
なんてことない漫画だが、妙な満足感があった。
今回は完成させることを優先したので、
徹底して絵は省エネにしている。
次は完成までの流れが見えているので、もっと絵にも力が入るんじゃないかなと思う。
以上でした。