サビの盛り上げ法 そのためには盛り下げねば(作曲)
いわゆるJ-POP、J-ROCKの文脈ではサビが一番盛り上がるものだ。けれどうまく盛り上げるのは意外と難しい。
そこで「サビの盛り上げ」「サビ以外の盛り下げ」の2点について書こうと思う。思った。
なぜサビ以外を盛り下げも取り上げるかといえば、サビの盛り上げは意外とパターンに乏しいから。そこで、サビ以外を盛り下げて相対的にサビを盛り上げるという方法も同時に採用することで幅のある曲作りが可能になるはず。
サビの盛り上げ法
- 楽器を増やす
ストリングス、ブラス、コーラス隊など、ウワモノ系を増やして豪華にする - 音数を増やす
ドラムのスネアを多くするなど、入れる音を増やす - 音色を変え、レンジを広くする
ギターならディストーションとか - 対旋律
「楽器を増やす」、「音数を増やす」にも共通したアイデア。別の旋律を加える - メロディを高くする
高いほうが音色的に盛り上がる - メロディを跳躍させる
耳につく - メロディを早口にする
「音数を増やす」にも共通したアイデア。 - 転調
いいよねー
サビ以外の盛り下げ法
- 楽器を減らす
ギターを引いたりドラムがいなかったり、いろいろ考えられる - 音数を減らす
スネアが2,4に入るところを4だけにしたり、いろいろ考えられる - 音色を変える
ギターならあまりヘビーな音にしない。またはミュートなど、いろいろ考えられる。 - ハーフテンポ
「ド、タン、ドド、タン」を「ド、ンド、タン、ンド」にしたりするあれ。 - コードチェンジのタイミング
これは重要だと思うのだけれど、コードが例えば1小節に1度変わるところを、2小節にしたりする。 - メロディを低くする
- メロディを平坦にする
- メロディをゆったりさせる
↑3つはサビの逆
盛り下げも頭に入れておくことでバリエーションは単純に倍! これはやるしかない(胡散臭い締め方)!