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要素の数だけ楽しみがある 例えば小説について(小説)

漫画・小説

自分の過去のツイートを見返して悶絶してたら、小説の魅力について語ってるのがあったのでふくらませてみる。

まず言いたいのは、小説にせよ何にせよ、魅力の源泉は一つじゃないということ。もしあるコンテンツがAとBによって構成されていたら、Aも魅力になりうるしBも魅力になりうるし同時に魅力を放つことだってありうる。

つまり、小説の「要素」を数え上げることで小説の魅力を挙げたことにもなるはずだ。

というわけで数え上げてみよう。

1.物語

小説には物語が欠かせない。もし「これってどんな小説?」と聞かれたら「◯◯さんが☓☓する話」と答える人が多いし、その前に「これってどんな話?」と聞かれる場合も多い。つまりお話の筋を一番重要視するという価値観が強い。

2.キャラクター

物語らしい物語はない小説でも、キャラクターはたいてい存在する。キャラクターには「感情移入」ができる場合が多く、感情移入は魅力の大きな源。

3.設定

物語やキャラクターが存在する小説には設定も存在する。「◯◯さん」はお百姓だったり、伝説の勇者だったり、実は王族だったりする。設定は小説の世界を広げる効果があり、ifの想像や、もっといけば二次創作を活性化させる。

4.文体

小説は文章で書かれているので文体はかならずある。文体に大きく影響するのが「視点」で、主人公の視点から物事を描く小説や作者の視点から物事を描く小説などがある。文体の楽しみはそれが作りだすテンポに大きく影響される、つまり音楽に似た「時間の使い方」芸術だと思うのだけどどうだろう。

5.リアリティ

実話系の話は多い。また、実話ではないけど現実味を意識した作品ともなると大多数だ。リアリティは話の筋が自然だということにもなるし、ゴシップ的な、知っている物事の新たなる側面を知るという興奮もある。

6.世界観

設定とは関連しているが少し違って、ものの見方。例えば単純明快でない筋の話を書く作者は複雑な世界観をもっているかもしれない。

作者のものの見方を推察しなければならないので、たのしむのは難しいが、作者が親密に感じられるという喜びがある。

7.知識

特にリアリティ重視の話は、読んでいると雑学が身につくことが多い。それ自体が喜びの対象になることもある。

 

こういった要素(他にもあるかも)で小説というのはできており、小説の楽しみ方は人それぞれ違うということが分かる。だから例えば、楽しめない小説があっても人が楽しんでいるという可能性は十二分にあるので、簡単にダメだとか言わないようにしましょう(←これが言いたかった)。