サブスクとフィジカルの違いはAWSとレンタルサーバーの違いに少し似ている
あらまし
徒然なるままにはてなを見ていたらこんな記事が新着していた。
それによると1再生1円未満が多い。
自分もサブスクで楽曲を配信しているので、
脊髄反射的にこんなコメントを投げた。
サブスク系音楽は1再生でいくら払われるのか
- [音楽]
ボカロ曲を各種サブスクに配信している俺の出番。89再生の曲が$0.25で44再生の曲が$0.24なのでスキップ率とかそういうのも計算されてるっぽいよ/訂正スキップ率じゃなく同一ユーザー(ロシア?)の再生が相対的に安く
2019/01/08 20:36
まず自分が使っている、SpotifyやAppleMusicとの仲介というか登録代行をするサービスであるところの、LANDR( https://www.landr.com/ja/ )に赴き、
89再生の曲が$0.25、44再生の曲が$0.24だという事実に気づき、それをコメントした。
その後LANDRの収入状況みたいなページから自分の曲の視聴状況の詳細が書かれたCSVを落とし、
それによると89再生の曲は同一ユーザーが多くかけていたっぽく(ロシアと思われるストアを通していたので同一と判断)、
同一ユーザーの再生は安めに査定されるのかなと思い訂正を書いた。
が、訂正もあってるかどうかわからない。
厳密さ=分かりやすさではない
Spotifyなどサブスク勢は、おそらく厳密に金額を査定している。
ときどきサブスクがあまりにもマージンを取っているとしてアーティストが楽曲を引き上げるニュースを見るので、
なおさら間違いがないかどうか入念なチェック体制を敷いているはずだ(はずだ)。
しかしその厳密さが、人間の理解できる力を超えてしまったとき、
なんかわからんけど収入はあるみたいだしいいや、みたいな、怠惰な関係になってしまう。
自戒だがこれはよくない。
自分はこの支払いのCSVを見て、
AWSの料金体系を連想した。
AWS、Amazon Web ServiceはWebで何か運用しようと思ったときのデファクトスタンダードだが、
料金体系は従量課金制で、とても分かりやすいとは言えない。
一般的なレンタルサーバーのように、一月いくら、ではなく、
使ったら使ったぶんだけ支払うという形式なのだ(一部除く)。
そして複雑だ。
ここまでのまとめ
サブスクやAWSは、
厳密で(おそらくは)公正な料金体系を作っているが、
厳密さゆえに理解力が追いつかない。
それゆえの問題
作曲側・Web管理側でさえそうなのだから、
リスナー側・ユーザー側からはますます不透明だろう。
そう、不透明なのだ。
厳密で、公正なんだと信じてはいるけど、
公正だと言い切れない不透明さ。
ここを解決しないとサブスクにも暗雲が漂うのではないか。
解法
SF的な遠未来での音楽は光を操作なんてしないがエキサイティング
発端
ごく遠い未来の演奏において、光と音を自在に操って…みたいな音そのもの以外のパワーアップを持ち出すSFがわりとある気がするが(火の鳥のムーピーとか、ファウンデーションもそうじゃなかったっけ)、音楽は音楽としてパワーアップしてほしい。あるいはパワーアップしなくてもいい
— ミケさん氏(見切り発車P) (@mi_ki_ri) December 3, 2018
調べたところ、
ファウンデーションのは「ヴィジ・ソナー」という楽器だった。
これは一つの典型で、未来においては音と光をセットで操縦するのが音楽だよ、という風潮はあると思う(あると思う)。
しかし自分としては、音楽には「音」のフィールドにとどまったまま進化してほしいと願う。
遠未来の音楽事情1. みんな作れる
遠未来においては、音楽は誰もが作れるようになっていると思う。
音楽には楽器が必要だが、
昔はトッププロとアマチュアが同じ楽器を使うことは困難だった。
それは今も同じだが、その垣根は低くなってきている。
何万ドルとした巨大なシンセが、今は同等のものが300ドルくらいになっている(たぶん)。
ギターにしても、いわゆる激安モデルの質は、だんだん上がってきているようだ。
そしてDTM。
スタジオで作業するという大掛かりでもありハードルが高かった作業を、自宅で完結させることも可能になった。
もちろんプロの技とは違うし、スタジオの道具とも違うが…
大雑把に言って、音楽づくりのハードルはどんどん下がってきている。
みんな音楽しようと思えば、ほにゃららをインストールする(3秒)だけで環境は整う、
そんな時代が来るはずだ。
遠未来の音楽事情2. 技術の向上
遠未来においては、音楽は手を出しやすい趣味になっている。
よって(ゲームとかライバルが強力でも)プレイ人口は多いはず。
さらに技術の蓄積。
バロック時代あたりから現代から近未来から遠未来までのライブラリが
誰でもアクセス可能な状態で置いてあるはず。
全然様式の違う音楽でも、飲み込みやすくレコメンドしてくれるプレイリストがたくさんあるはず。
なので、遠未来の人々の作る音楽は、信じられないほど研ぎ澄まされた作曲技術を駆使してくるはずだ。
どんな曲なのか聞いてみたい。
遠未来の音楽事情3. 需要のされ方
そういう高い技術と広い見識を兼ね備えた音楽超人は、
どういう感じで曲を作るのか。
一方の想像、個人的な音楽制作は、予想がつく。
今でも結婚式でなんかバラード曲を歌ったりする風習があるが、
あれをさらに進化させ、
なんかあると曲を送るように社会がなっているはず。
平安時代みたいに。
今日はほにゃららちゃんの5歳の誕生日か。よし、曲を作ろう。
今日は結婚して3年目の記念日だからデュエットしよう。
そういうカジュアルな音楽は今の比較にならないほど広がっているはずだ。
問題はポップ・ミュージックのほう。
遠未来のマスがどうなっているのか想像がつかないし、
そこで売れたり売れなかったりとかやってるのかもちょっと分からない。
まあ、人間ってあまり変わらないものだから、
再生数が〜とかで一喜一憂しているのかもしれない。
好きな曲のどこの何の楽器がどう好きか書いてみる。とりあえず10曲
あらまし
上記リンクのまとめ記事で、好きな曲を100曲、どこの何の楽器がどう好きか書くという手法が紹介されていた。
そうすることで自分の好みというか癖というか、そういったものが明らかになってくるようだ。
試してみたかったのと、眠れなかったのでとりあえず10曲、好きな曲の好きな部分を書いてみた。
実践
とりあえず思いついた順に10曲挙げるのがいいだろうと思った。
偏りが結果的に見つかるのなら、その前の曲を挙げる時点での偏りは無くしたかったからである。
なので、「どのシーンが印象に残ったかな」という脳内検索で出てきた順に書いていく。
ちなみに曲目
- Madame George / Van Morrison
- Something / The Beatles
- Walk On The Wild Side / Lou Reed
- Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again / Bob Dylan
- Concrete Jungle / Bob Marley
- Duncan / Paul Simon
- Get Up, Get Into It, Get Involved / James Brown
- We Got To Have Peace / Curtis Mayfield
- Living Through Another Cuba / XTC
- Breathe, Something Stellar STar / Flying Lotus
Madame George / Van Morrison
Van Morrison(ヴァン・モリソン)が60年代後半に発表したスピリチュアルなアルバム、"Astral Weeks"の中核を占める曲。
このアルバムは基本的にヴァンの声とギター、ジャズ畑から集められたというベースやドラムス、そしてオーバーダブのストリングスという構成になっているが、
自然な感じなのでオーバーダブなしの一発撮りに聞こえるが、ストリングスはあとからだそうだ。
で、そのストリングスが「あとから」を活かしたアレンジをする(7:30あたり)。
ヴァンのスキャットのメロディを拾って、自分たちのフレーズとして再利用するのだ。
このスキャットが予定通りのものだったのか、偶発的なものだったのか。
それは分からないが、あとからストリングスがそのフレーズを追いかけたことでこのフレーズは必然になった。
何か人間賛歌にすら聞こえてくる感動的なストリングスだ。
というわけで好きなのは、7:30あたりからのストリングス。
Something / The Beatles
ご存知ビートルズにおける、ちょっと影が薄い二人のうち一人のジョージ・ハリスン楽曲。
ジョージはジョン・ポールから吸収したものに独自のセンスや民族音楽などをふりかけて他にはない境地に達しているが、
この曲の時点ではまだそこまでではない。
この曲Somethingはジョージらしくギターのフレーズが引っ張る曲で、
特にイントロのモチーフは繰り返される。
イントロのフレーズには2パターンあって、ドに落ち着くのとド#に落ち着くのがある。
で、ジョージはこの曲の終わり、まずド#に落ち着く方を弾いて(Key:Cなのでノンダイアトニックコードになる)、その後満を持してドに落ち着く方を弾くのだ。
この余裕あるアレンジ。ドヤ顔が見える。
というわけで好きなのは、この曲の終わり、イントロのフレーズが2回出るところ。
Walk On The Wild Side / Lou Reed
イントロのシンセみたいなボヨーンというフレーズが好き。
これはもうイントロが好き。
ボヨーンの裏でベースがボンといい、だんだんギターやパーカッション類が集まってくる、そのイントロが好き。
ハイセンス。
というわけで好きなのは、イントロ。
Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again / Bob Dylan
全体的に好きな曲なのだが特にBメロ? の"Oh, Mama"のあたり。
たぶんコードとしてはIIImに行っているのだが、IIImを4小節くらい続けることで
ん? 転調? となっている。
そこで勢い良いドラムのフィルとともに戻っていくのがカッコイイ。
というわけで好きなのは、Bメロ。
Concrete Jungle / Bob Marley
だんだん音符が重なっていくのに弱い、ということは見えてきた。
この曲のイントロも、タイトなキックに乗せていつもの悪ガキたちが集まってきたよ的な感じで素晴らしい。
実際のところ、こういうのはメンバー全員がリズムを共有していないと無理だから実力ある人たちなんだなとも思う。
というわけで好きなのはイントロ。
Duncan / Paul Simon
サイモンアンドガーファンクルのサイモンのほうのソロ作。
トーキングブルースのような感じで進んでいくのだが、それが一段落したあとに笛(リコーダー?)によるサビがある。
このサビが美しくて。
今のビルドアップ&ドロップ構成にも通じるものがあると思う。
というわけで好きなのはサビの笛。
Get Up, Get Into It, Get Involved / James Brown
JBの、ヒップホップに影響を与えたビートを集めたコンピ版。
ヒップホップはまさに「好きな曲の好きな瞬間」を集めたような音楽だから、この企画に出て来るのは必然だ。
この曲のドラム・ブレイクからギターソロまでのカオスな感じを挙げたい。
このギター、JBのバックの人にしては歪んでいるなあと思っていたらそれをソロに活かしてきた。JB、クレバー。
というわけで好きなのはドラム・ブレイクからギターソロ。
We Got To Have Peace / Curtis Mayfield
カーティスの軽快なソウルナンバーから、0:23あたりの(おそらく)平行調のマイナーに突っ込むあたり。
マイナーに突っ込むというありふれた形ながら、
メロディと、伴奏と、そしてカーティスの声が絶妙でいつ聞いても素晴らしい。
もっと各コードを大切にしたいなと思った。
というわけで好きなのは0:23あたり。
Living Through Another Cuba / XTC
この曲は基本的に一つのフレーズ、"Living Through Another Cuba"をハイテンションで繰り返すものなのだが、
最後らへんでボーカルアンディが感極まったように"Cuba, Cuba, Cuba, bababa"と歌い出す。
そこが個人的ハイライトなので選出させていただいた。
この何かが壊れたようなポップさは見習いたい。
Breathe, Something Stellar STar / Flying Lotus
この曲もカオスの中に徐々に秩序が(主にドラムによって)入ってくる。
そこが好き。
しかしインストヒップホップを言葉で説明するの難しすぎる。
とにかく0:40あたりの徐々にリズムが出来上がってくる感じがすきなのだよ。
振り返り
こうしてみると自分はカオスの中に秩序が芽生える瞬間、あるいは画面が切り替わった瞬間など、音楽における「変化」に心を掴まれるようだ。
それがわかったので何かの役に立つ気がする。
逆に、ここのボーカル、ここの歌詞という聞き方はあまりしていないようだ。
世間の人はもうちょっと歌詞よりだと思うので、世間との乖離が心配される。
まあ、マイペースにやるよ。
過去の投稿曲をBandcampにアップしてみた
アップしました
激しい突貫作業の末、2012年〜2017年までに投稿した楽曲の
音声データのほとんどをBandcampにアップしてみました。
値段はフリーなので気軽に聞いて落としてください。
懸案事項だった楽曲の置き場
もともと楽曲はSoundCloudに置くことにしていたのだけれど、
月1000円超はなんとなく高い気がしてやめてしまった。
SoundCloudの雰囲気とかUIは好きだったのでもったいない気もする。
で、Google Driveに置いたりしていたが、
ちょっと一覧性がなくて、ダウンロードが難しい気がする。
そこでBandcampに置いてみることに。
BandcampはThe Adventure Of The Strangerを発表したときにアカウントを作ったまま放置していた。
年度ごとに分けた
Mikirihassha P Works 2017 | Mikirihassha P
などのように年度ごとにアルバム化してある。
タイトルをクリックすれば個別に聞けるので、
アーカイブの役割は果たせそうと思う。
また、ミニアルバム「ねこつめあわせ」も置いておいた。
2010年と2011年度の楽曲はないの?
あるのもあるけど、散逸してしまったものが多く、
今回はアルバム化を見送りにした。
また本気出して作業すれば見つかるかもしれない。
楽曲に抜けは?
ある。
本当に管理が悪くてすいません。
2011年の曲ともども、Niconicoなどで聞いてください。
まとめ
- Music | Mikirihassha P で過去の音源が聴ける。
- 値段はフリー(The Adventure Of The Stranger除く)。
- 聞いてね!
過去にニコニコに投稿した曲を振り返ろうとしたがタイトル書くだけで疲れた
自作曲を振り返ろうと思ったらタイトルを拾うだけで大変だった。
本当は投稿時期も拾いたかったが断念。
ちなみにニコニコのAPIやGoogleスプレッドシートを駆使して整形した。
大雑把にこの辺で作風が変わったかな? みたいなコメントをつけてます。
タイトル | コメント |
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初音ミクオリジナル曲『三角関係』 | |
初音ミクオリジナル曲『ワンダーフォーゲル』 | |
初音ミクオリジナル曲『春の公園』 | |
初音ミクオリジナル曲『ラブシーン』 | |
初音ミクオリジナル曲『タソガレ』 | |
初音ミクオリジナル曲『マラソンソング』 | |
初音ミクオリジナル曲『初恋』 | |
初音ミクオリジナル曲『空を見る日』 | |
初音ミクオリジナル曲『ドライブする』 | |
初音ミクオリジナル曲『Mr.Moonlight』 | |
初音ミクオリジナル曲『MUSIC』 | |
初音ミクオリジナル曲『冬の海』 | |
初音ミクオリジナル曲『バースデイブギ』 | |
初音ミクオリジナル曲『翼が生えたら』 | |
初音ミクオリジナル曲『エール』 | |
初音ミクオリジナル曲『シンガロング ~一人じゃない~』 | |
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初音ミクオリジナル曲『今日の君は雨降り』 | |
初音ミクオリジナル曲『ピルグリム』 | |
初音ミクオリジナル曲『右手の行方』 | |
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【巡音ルカ】 夕闇に溶けていく 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 流星群の日 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ホーリーグレイル 【オリジナル】 | |
【鏡音レン】 不吉 【オリジナル】 | |
【鏡音リン】 状況証拠オブラブ 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 にがみ 【オリジナル】 | |
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【初音ミク】 無果汁 【オリジナル】 | |
【初音ミクSoft】 イザナイ 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 真夜中のプール 【斉藤和義カバー】 | |
【初音ミク】 アルカイックレディ 【誕生日】 | |
【巡音ルカ】 眠れないよ 【オリジナル】 | |
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【猫村いろは】 Ball And Chain 【オリジナル】 | |
【巡音ルカ】 She's So Heavy 【V4X】 | |
【初音ミク】 BLACKBIRD 【オリジナル】 | この辺名曲が多いと思う。何かを掴みだした |
【初音ミク】 Tangerine Tunnel 【オリジナル】 | |
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【鏡音リン】 かけら 【オリジナル】 | |
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【初音ミク】 カグヤ 【初音ミク誕生祭2015】 | |
【猫村いろは】 ロボッチ 【奥田民生カバー】 | |
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【巡音ルカ】 コンクリート・パラダイス 【オリジナル】 | |
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【猫村いろは】 創作という名のスプリント 【見切り発車PAcoustic】 | |
【猫村いろは】 Pain Like A Rain 【ハピバ】 | |
【猫村いろは】 喜びの歌 【V4一周年】 | |
【猫村いろはSoft】 悲しみのマリー 【幸福論】 | |
【初音ミク】 未来 【オリジナル】 | |
【初音ミクDark】 君の名を呼びたい 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 雨上がり 【デビューの日】 | |
【初音ミク】 サイレンスオブサウンド 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 Empty 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 冷たい天井 【オリジナル】 | 最近のドラムサウンドが完成を見たのはこの辺。 |
【猫村いろは】 ジュビリー 【オリジナル】 | |
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【初音ミク】 未知なる道 【8/31】 | |
【猫村いろは】 じゅくがえり 【オリジナル曲】 | |
【猫村いろは】 ずっとそばにいてほしい 【オリジナル】 | |
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【猫村いろは】 ガラスの靴 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 悲しみを踏みつけて 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 チャイム 【オリジナル曲】 | |
【猫村いろは】 足音 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 人の間 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 宵のパレード 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ヘッドライト 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】イニシエーション【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 シカモア 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ネバーエンディング・ストーリー 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 Cool Cat Blues 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 Prayer 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 朝の前の暗いとき 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 変われないもの 【オリジナル】 | 最新作。次はどうなるんだろう… |
Google Colaboratory内蔵のpythonでオープンデータを分析してどの年代が一番年収が高いのか調べてみた
Google Colaboratory というサービスをGoogleさんが作っていて、
そのサービスではWeb上でPythonが動くらしい、
ということを小耳に挟んだので試しに何かやってみようと思い触ってみた。
例えば
こんな感じで、
灰色の部分にコードを書くことで下にprintした内容が出ている。
以前R言語で楽曲の再生数を分析したが、今回も分析系のテストをしようと思い、
pythonではよく使われるらしいpandasをチョイス。
(なぜパンダなんだろう)
さらに一度使ってみたかったRESAS API のオープンデータから何かを分析しようと思った。
使えるAPIはこのページにあるが、**やはり賃金**が一番面白げな気がしたので賃金のデータをゲットすることに。
!curl -H "X-API-KEY:{ここにキー}" -o "chingin_00-19.json" "https://opendata.resas-portal.go.jp/api/v1/municipality/wages/perYear?prefCode=34&simcCode=-&wagesAge=2&sicCode=-&year=2010"
上のような感じのコマンドをColaboratoryに打ち込んだ。
ちなみに、キーは登録すると発行される。
ちなみに、curlにビックリマークがついているのは、ColaboratoryやJupyter Notebookの方式らしい。
ちなみに、公式のドキュメントを見てもGETで何を送ればいいのかまちまちで多少苦労した。yearのパラメータはいらなかったかもしれない。
wagesAgeの値を変えて何度もコマンドを打ち込み、
このような感じにjsonファイルが溜まった。
(クラウド上に溜めておける。あるいはGoogle Driveを紐づけたりもできるようだ)
さて、このjsonファイルをまずpython上の変数に読み込む。
上のような感じだ。
open("{ファイル名}")でファイルを開き、それをjson.load()に送っている。
そしてpandas。
R言語と似た、データフレームという型にpandas(pd)を通じて変換する。
このデータフレーム、見ての通り年代ごとに分かれているが、
グラフにしたい都合上同一のデータフレームにまとめたい。
なので地道に代入してみる(もっとうまい方法があったと思う)。
dfAll = pd...の部分でデータフレームを初期化し、
初期状態のデータフレームに次々とデータを代入、
最後にindexを付け替えている。
(代入後にやらないとインデックスが合わないので値がNaNになってしまう)
そして、plot()
棒グラフにしてみた。
中年〜壮年期が年収が多くて、若い人とお年寄りは少なめという、まあ常識的な結果となった。
続いて行と列を入れ替えてみる。
入れ替えることでplot()のkind="pie"が使用可能に。
(厳密に言うと入れ替えなくてもできるが、ほしい形式にならない)
最初に挙げた
このようなグラフが得られる。
ちなみに、70~99の99は便宜的な値で、実際には100歳以上で働いている人もここに加算されると思われる。
まああまりいないだろうけど。
というわけでpythonでした!
面白かったのでまた何かやりたい。
構成音が似たメジャーセブンスコードとマイナーセブンスコードを気分で使い分ける
気づいてしまった
最近気づいたんだけど、
メジャーセブンス(maj7)コードと、半音上のマイナーセブンス(m7)コードは構成音が似ている。
マイナーコード基準で見ると、マイナーセブンスコードと半音下のメジャーセブンスコードは構成音が似ている。
例えばCmaj7は、低い方からドミソシが構成音だが、
C#m7は低い方からド#ミソ#シなのだ。
ミとシが共通している。
たかが50%じゃないかと言う意見もあると思うが、
しかしその50%は重要な部分を握った上での50%なのだ。
人間の60%が水分だからと言って、水と小麦粉を6:4で混ぜて人間だと言えるだろうか、
いや、言えまい(反語的表現)。
「3度」と「7度」
Cmaj7とC#m7で共通しているのは「3度」と「7度」だが、
ハーモニー上重要なのはまさに3度と7度なのだ。
5度はそれだけではメジャーとマイナーを決定できない音で、
入れても違和感が無いが入れなくても別に良いという、
ある種便利屋的ポジションである。
ルートはもちろん重要だが、基本的にベースが弾く。
なのでハーモニーでは「3度」「7度」の優先度が高く、
「ルート・3度・7度」の3つの音でのボイシングで4分音符を弾くだけで成立するジャンルもある。
どのように使うか
さて、ミとシが共通している重要さを分かってもらったところで、
次の段階、実際どのように半音下メジャーセブンスないし半音上マイナーセブンスを入れ込むかに移ろう。
自分はこれを、代理コードみたいなものとして使っている。
つまり、本来であればAm7を弾くような場所で代理としてA♭maj7を弾いても基本的に成立するということだ。
あわてて言い添えるが、メロディないしリード楽器がルートや5度を弾いてたらA♭maj7は音がぶつかる。
ルートや5度を弾いていない場合、あるいはコード進行を先に作る場合でAm7をA♭maj7に替えても、
問題がない場合が多いということだ。
「成立」とか「問題がない」という微妙な表現でわかるように、
雰囲気は変わる。
むしろ雰囲気を変えたいときに突っ込むといい感じになることが多い。
書き出してみよう
それではダイアトニックコード各種に対応する「半音下メジャーセブンス」および「半音上マイナーセブンス」を書き出してみよう。
メジャー系
Imaj7 -> ♭IIm7
IIm7 -> ♭IImaj7
IIIm7 -> ♭IIImaj7
IVmaj7 -> IV#m7
V7 メジャーセブンス・マイナーセブンスではないので対象外
VIm7 -> ♭VImaj7
VIIm7-5 -> ♭VIImaj7
マイナー系
Im7 -> VIImaj7
IIm7-5 -> ♭IImaj7
♭IIImaj7 -> IIIm7
IVm7 -> IIImaj7
Vm7 -> IV#maj7
♭VImaj7 -> VIm7
♭VII7 メジャーセブンス・マイナーセブンスではないので対象外
書き出してはみたものの、全部使えるわけではない。
なぜかはわからないものの、
このテクはメジャー系のときに使いやすくマイナー系はちょっとむずかしい。
(メジャーはマイナーを借用することが多いのと関係があるのかもしれない)
メジャーでもImaj7 -> ♭IIm7とかはちょっと際どい気がした。
使いやすい構成音似コード
使いやすいのはメジャー系での
IIm7 -> ♭IImaj7
IIIm7 -> ♭IIImaj7
VIm7 -> ♭VImaj7
VIIm7-5 -> ♭VIImaj7
という、マイナーセブンスコードをメジャーセブンスで代替するパターンだった。
使用例
Fmaj7 Em7 Dm7 Cmaj7 -> Fmaj7 Em7 D♭maj7 Cmaj7
半音下がって解決するところがキレイ。
Cmaj7 Dm7 Em7 Fmaj7 -> Cmaj7 Dm7 E♭maj7 Dm7 G7 C
Em7をE♭maj7に置き換えた結果、次に向かうコードもFmaj7からDm7に変わった。
Cmaj7 Am7 Dm7 G7 -> Cmaj7 Am7 D♭maj7 G7
単純な置き換えパターン。
Am7 Dm7 G7 Cmaj7 -> Am7 Dm7 D♭maj7 Cmaj7
Dm7から置き換え先のD♭maj7へ進行。