SF的な遠未来での音楽は光を操作なんてしないがエキサイティング
発端
ごく遠い未来の演奏において、光と音を自在に操って…みたいな音そのもの以外のパワーアップを持ち出すSFがわりとある気がするが(火の鳥のムーピーとか、ファウンデーションもそうじゃなかったっけ)、音楽は音楽としてパワーアップしてほしい。あるいはパワーアップしなくてもいい
— ミケさん氏(見切り発車P) (@mi_ki_ri) December 3, 2018
調べたところ、
ファウンデーションのは「ヴィジ・ソナー」という楽器だった。
これは一つの典型で、未来においては音と光をセットで操縦するのが音楽だよ、という風潮はあると思う(あると思う)。
しかし自分としては、音楽には「音」のフィールドにとどまったまま進化してほしいと願う。
遠未来の音楽事情1. みんな作れる
遠未来においては、音楽は誰もが作れるようになっていると思う。
音楽には楽器が必要だが、
昔はトッププロとアマチュアが同じ楽器を使うことは困難だった。
それは今も同じだが、その垣根は低くなってきている。
何万ドルとした巨大なシンセが、今は同等のものが300ドルくらいになっている(たぶん)。
ギターにしても、いわゆる激安モデルの質は、だんだん上がってきているようだ。
そしてDTM。
スタジオで作業するという大掛かりでもありハードルが高かった作業を、自宅で完結させることも可能になった。
もちろんプロの技とは違うし、スタジオの道具とも違うが…
大雑把に言って、音楽づくりのハードルはどんどん下がってきている。
みんな音楽しようと思えば、ほにゃららをインストールする(3秒)だけで環境は整う、
そんな時代が来るはずだ。
遠未来の音楽事情2. 技術の向上
遠未来においては、音楽は手を出しやすい趣味になっている。
よって(ゲームとかライバルが強力でも)プレイ人口は多いはず。
さらに技術の蓄積。
バロック時代あたりから現代から近未来から遠未来までのライブラリが
誰でもアクセス可能な状態で置いてあるはず。
全然様式の違う音楽でも、飲み込みやすくレコメンドしてくれるプレイリストがたくさんあるはず。
なので、遠未来の人々の作る音楽は、信じられないほど研ぎ澄まされた作曲技術を駆使してくるはずだ。
どんな曲なのか聞いてみたい。
遠未来の音楽事情3. 需要のされ方
そういう高い技術と広い見識を兼ね備えた音楽超人は、
どういう感じで曲を作るのか。
一方の想像、個人的な音楽制作は、予想がつく。
今でも結婚式でなんかバラード曲を歌ったりする風習があるが、
あれをさらに進化させ、
なんかあると曲を送るように社会がなっているはず。
平安時代みたいに。
今日はほにゃららちゃんの5歳の誕生日か。よし、曲を作ろう。
今日は結婚して3年目の記念日だからデュエットしよう。
そういうカジュアルな音楽は今の比較にならないほど広がっているはずだ。
問題はポップ・ミュージックのほう。
遠未来のマスがどうなっているのか想像がつかないし、
そこで売れたり売れなかったりとかやってるのかもちょっと分からない。
まあ、人間ってあまり変わらないものだから、
再生数が〜とかで一喜一憂しているのかもしれない。
好きな曲のどこの何の楽器がどう好きか書いてみる。とりあえず10曲
あらまし
上記リンクのまとめ記事で、好きな曲を100曲、どこの何の楽器がどう好きか書くという手法が紹介されていた。
そうすることで自分の好みというか癖というか、そういったものが明らかになってくるようだ。
試してみたかったのと、眠れなかったのでとりあえず10曲、好きな曲の好きな部分を書いてみた。
実践
とりあえず思いついた順に10曲挙げるのがいいだろうと思った。
偏りが結果的に見つかるのなら、その前の曲を挙げる時点での偏りは無くしたかったからである。
なので、「どのシーンが印象に残ったかな」という脳内検索で出てきた順に書いていく。
ちなみに曲目
- Madame George / Van Morrison
- Something / The Beatles
- Walk On The Wild Side / Lou Reed
- Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again / Bob Dylan
- Concrete Jungle / Bob Marley
- Duncan / Paul Simon
- Get Up, Get Into It, Get Involved / James Brown
- We Got To Have Peace / Curtis Mayfield
- Living Through Another Cuba / XTC
- Breathe, Something Stellar STar / Flying Lotus
Madame George / Van Morrison
Van Morrison(ヴァン・モリソン)が60年代後半に発表したスピリチュアルなアルバム、"Astral Weeks"の中核を占める曲。
このアルバムは基本的にヴァンの声とギター、ジャズ畑から集められたというベースやドラムス、そしてオーバーダブのストリングスという構成になっているが、
自然な感じなのでオーバーダブなしの一発撮りに聞こえるが、ストリングスはあとからだそうだ。
で、そのストリングスが「あとから」を活かしたアレンジをする(7:30あたり)。
ヴァンのスキャットのメロディを拾って、自分たちのフレーズとして再利用するのだ。
このスキャットが予定通りのものだったのか、偶発的なものだったのか。
それは分からないが、あとからストリングスがそのフレーズを追いかけたことでこのフレーズは必然になった。
何か人間賛歌にすら聞こえてくる感動的なストリングスだ。
というわけで好きなのは、7:30あたりからのストリングス。
Something / The Beatles
ご存知ビートルズにおける、ちょっと影が薄い二人のうち一人のジョージ・ハリスン楽曲。
ジョージはジョン・ポールから吸収したものに独自のセンスや民族音楽などをふりかけて他にはない境地に達しているが、
この曲の時点ではまだそこまでではない。
この曲Somethingはジョージらしくギターのフレーズが引っ張る曲で、
特にイントロのモチーフは繰り返される。
イントロのフレーズには2パターンあって、ドに落ち着くのとド#に落ち着くのがある。
で、ジョージはこの曲の終わり、まずド#に落ち着く方を弾いて(Key:Cなのでノンダイアトニックコードになる)、その後満を持してドに落ち着く方を弾くのだ。
この余裕あるアレンジ。ドヤ顔が見える。
というわけで好きなのは、この曲の終わり、イントロのフレーズが2回出るところ。
Walk On The Wild Side / Lou Reed
イントロのシンセみたいなボヨーンというフレーズが好き。
これはもうイントロが好き。
ボヨーンの裏でベースがボンといい、だんだんギターやパーカッション類が集まってくる、そのイントロが好き。
ハイセンス。
というわけで好きなのは、イントロ。
Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again / Bob Dylan
全体的に好きな曲なのだが特にBメロ? の"Oh, Mama"のあたり。
たぶんコードとしてはIIImに行っているのだが、IIImを4小節くらい続けることで
ん? 転調? となっている。
そこで勢い良いドラムのフィルとともに戻っていくのがカッコイイ。
というわけで好きなのは、Bメロ。
Concrete Jungle / Bob Marley
だんだん音符が重なっていくのに弱い、ということは見えてきた。
この曲のイントロも、タイトなキックに乗せていつもの悪ガキたちが集まってきたよ的な感じで素晴らしい。
実際のところ、こういうのはメンバー全員がリズムを共有していないと無理だから実力ある人たちなんだなとも思う。
というわけで好きなのはイントロ。
Duncan / Paul Simon
サイモンアンドガーファンクルのサイモンのほうのソロ作。
トーキングブルースのような感じで進んでいくのだが、それが一段落したあとに笛(リコーダー?)によるサビがある。
このサビが美しくて。
今のビルドアップ&ドロップ構成にも通じるものがあると思う。
というわけで好きなのはサビの笛。
Get Up, Get Into It, Get Involved / James Brown
JBの、ヒップホップに影響を与えたビートを集めたコンピ版。
ヒップホップはまさに「好きな曲の好きな瞬間」を集めたような音楽だから、この企画に出て来るのは必然だ。
この曲のドラム・ブレイクからギターソロまでのカオスな感じを挙げたい。
このギター、JBのバックの人にしては歪んでいるなあと思っていたらそれをソロに活かしてきた。JB、クレバー。
というわけで好きなのはドラム・ブレイクからギターソロ。
We Got To Have Peace / Curtis Mayfield
カーティスの軽快なソウルナンバーから、0:23あたりの(おそらく)平行調のマイナーに突っ込むあたり。
マイナーに突っ込むというありふれた形ながら、
メロディと、伴奏と、そしてカーティスの声が絶妙でいつ聞いても素晴らしい。
もっと各コードを大切にしたいなと思った。
というわけで好きなのは0:23あたり。
Living Through Another Cuba / XTC
この曲は基本的に一つのフレーズ、"Living Through Another Cuba"をハイテンションで繰り返すものなのだが、
最後らへんでボーカルアンディが感極まったように"Cuba, Cuba, Cuba, bababa"と歌い出す。
そこが個人的ハイライトなので選出させていただいた。
この何かが壊れたようなポップさは見習いたい。
Breathe, Something Stellar STar / Flying Lotus
この曲もカオスの中に徐々に秩序が(主にドラムによって)入ってくる。
そこが好き。
しかしインストヒップホップを言葉で説明するの難しすぎる。
とにかく0:40あたりの徐々にリズムが出来上がってくる感じがすきなのだよ。
振り返り
こうしてみると自分はカオスの中に秩序が芽生える瞬間、あるいは画面が切り替わった瞬間など、音楽における「変化」に心を掴まれるようだ。
それがわかったので何かの役に立つ気がする。
逆に、ここのボーカル、ここの歌詞という聞き方はあまりしていないようだ。
世間の人はもうちょっと歌詞よりだと思うので、世間との乖離が心配される。
まあ、マイペースにやるよ。
過去の投稿曲をBandcampにアップしてみた
アップしました
激しい突貫作業の末、2012年〜2017年までに投稿した楽曲の
音声データのほとんどをBandcampにアップしてみました。
値段はフリーなので気軽に聞いて落としてください。
懸案事項だった楽曲の置き場
もともと楽曲はSoundCloudに置くことにしていたのだけれど、
月1000円超はなんとなく高い気がしてやめてしまった。
SoundCloudの雰囲気とかUIは好きだったのでもったいない気もする。
で、Google Driveに置いたりしていたが、
ちょっと一覧性がなくて、ダウンロードが難しい気がする。
そこでBandcampに置いてみることに。
BandcampはThe Adventure Of The Strangerを発表したときにアカウントを作ったまま放置していた。
年度ごとに分けた
Mikirihassha P Works 2017 | Mikirihassha P
などのように年度ごとにアルバム化してある。
タイトルをクリックすれば個別に聞けるので、
アーカイブの役割は果たせそうと思う。
また、ミニアルバム「ねこつめあわせ」も置いておいた。
2010年と2011年度の楽曲はないの?
あるのもあるけど、散逸してしまったものが多く、
今回はアルバム化を見送りにした。
また本気出して作業すれば見つかるかもしれない。
楽曲に抜けは?
ある。
本当に管理が悪くてすいません。
2011年の曲ともども、Niconicoなどで聞いてください。
まとめ
- Music | Mikirihassha P で過去の音源が聴ける。
- 値段はフリー(The Adventure Of The Stranger除く)。
- 聞いてね!
過去にニコニコに投稿した曲を振り返ろうとしたがタイトル書くだけで疲れた
自作曲を振り返ろうと思ったらタイトルを拾うだけで大変だった。
本当は投稿時期も拾いたかったが断念。
ちなみにニコニコのAPIやGoogleスプレッドシートを駆使して整形した。
大雑把にこの辺で作風が変わったかな? みたいなコメントをつけてます。
タイトル | コメント |
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【猫村いろは】 ハッピーバースデイ・ディア・ジーザス 【ミク・ルカ】 | |
【猫村いろは】 ハローワールド・グッバイワールド 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 君は風だった 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 Still Crazy 【オリジナル】 | |
【巡音ルカ】 孤独同盟 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 北風 【オリジナル】 | |
【巡音ルカ】 ゆらぎ 【オリジナル】 | |
【鏡音リン】 ツーショット 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 ひだまりとコーヒー 【オリジナル】 | |
【鏡音レン】 空想深夜帯 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 しゃぼんだま 【オリジナル】 | 一応代表曲なのでは |
【猫村いろは】 ABC 【誕生日オリジナル】 | |
【鏡音リン】 テールライトを滲ませる 【オリジナル】 | |
【巡音ルカ】 心の街角 【オリジナル】 | |
【初音ミクSoft】 You're A Big Girl Now 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 言葉だけのグッドバイ 【オリジナル】 | |
【初音ミクDark】 Come Rain Or Come Shine 【オリジナル】 | |
【猫村いろはとクリプトンファミリー】 Caravan 【オリジナル100曲目】 | |
【初音ミク】 ガラクタマーチングバンド 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ティアドロップ 【オリジナル】 | |
【巡音ルカ】 Can You See The Moon? 【オリジナル】 | |
【鏡音リン】 君がいる不思議 【オリジナル】 | |
【猫村いろはと3人娘】 ジュテーム? 【スピッツカバー】 | |
【鏡音レン】 ? -Question- 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 My Brand-new Guitar 【祝三周年】 | |
【初音ミクSoft】 Old Dirt Road 【オリジナル】 | この辺から中期のイメージ。なんかゆったりしたイメージ。 |
【猫村いろは】 ジェイコブス・ラダー 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 ビートは止まらない 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 イン・アナザー・デイ 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 オアシス 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 Dear God 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 ブレックファストフード 【あけおめ】 | |
【猫村いろは】 寺町スターライト 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 夜が若すぎて 【オリジナル】 | |
【巡音ルカ】 夕闇に溶けていく 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 流星群の日 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ホーリーグレイル 【オリジナル】 | |
【鏡音レン】 不吉 【オリジナル】 | |
【鏡音リン】 状況証拠オブラブ 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 にがみ 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 ハローダークネス 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 わかれみち 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 Handle With Care 【誕生日おめ】 | |
【猫村いろは】 碧の丘で 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 笑ってくれないか 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 無果汁 【オリジナル】 | |
【初音ミクSoft】 イザナイ 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 真夜中のプール 【斉藤和義カバー】 | |
【初音ミク】 アルカイックレディ 【誕生日】 | |
【巡音ルカ】 眠れないよ 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 いろはさんのブルース 【デビューの日記念】 | |
【鏡音レン】 未明 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 You're The Special One 【オリジナル】 | |
【鏡音誕生祭2014】 ミディアムテンポ・ラヴ 【リンオリジナル曲】 | |
【猫村いろは】 Ball And Chain 【オリジナル】 | |
【巡音ルカ】 She's So Heavy 【V4X】 | |
【初音ミク】 BLACKBIRD 【オリジナル】 | この辺名曲が多いと思う。何かを掴みだした |
【初音ミク】 Tangerine Tunnel 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 Philosopher's Stone 【おたんじょうび】 | |
【猫村いろはV4】 Any Colours 【体験版】 | |
【鏡音リン】 かけら 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ささくれ 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 カグヤ 【初音ミク誕生祭2015】 | |
【猫村いろは】 ロボッチ 【奥田民生カバー】 | |
【初音ミク】 日曜クリエーション 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ねこつめあわせ 【ミニアルバム】 | |
【巡音ルカ】 コンクリート・パラダイス 【オリジナル】 | |
【鏡音リン】 週末の終末 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 Fallin' Angel 【見切り発車P Acoustic】 | |
【鏡音レン】 30年ドリーム 【見切り発車P Electric】 | |
【初音ミク】 Born To Sing 【ミクの日】 | |
【猫村いろは】 帰ったら弦を替えよう 【見切り発車PElectric】 | この辺から近作のイメージ。ヒップホップが入ってドラムサウンドが徐々に変わる。 |
【猫村いろは】 創作という名のスプリント 【見切り発車PAcoustic】 | |
【猫村いろは】 Pain Like A Rain 【ハピバ】 | |
【猫村いろは】 喜びの歌 【V4一周年】 | |
【猫村いろはSoft】 悲しみのマリー 【幸福論】 | |
【初音ミク】 未来 【オリジナル】 | |
【初音ミクDark】 君の名を呼びたい 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 雨上がり 【デビューの日】 | |
【初音ミク】 サイレンスオブサウンド 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 Empty 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 冷たい天井 【オリジナル】 | 最近のドラムサウンドが完成を見たのはこの辺。 |
【猫村いろは】 ジュビリー 【オリジナル】 | |
【初音ミク】ゼンブワタシ【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 So What 【オリジナル】 | |
【初音ミク】 未知なる道 【8/31】 | |
【猫村いろは】 じゅくがえり 【オリジナル曲】 | |
【猫村いろは】 ずっとそばにいてほしい 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ヒーロー 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 夜の果てまで 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ガラスの靴 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 悲しみを踏みつけて 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 チャイム 【オリジナル曲】 | |
【猫村いろは】 足音 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 人の間 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 宵のパレード 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ヘッドライト 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】イニシエーション【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 シカモア 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 ネバーエンディング・ストーリー 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 Cool Cat Blues 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 Prayer 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 朝の前の暗いとき 【オリジナル】 | |
【猫村いろは】 変われないもの 【オリジナル】 | 最新作。次はどうなるんだろう… |
Google Colaboratory内蔵のpythonでオープンデータを分析してどの年代が一番年収が高いのか調べてみた
Google Colaboratory というサービスをGoogleさんが作っていて、
そのサービスではWeb上でPythonが動くらしい、
ということを小耳に挟んだので試しに何かやってみようと思い触ってみた。
例えば
こんな感じで、
灰色の部分にコードを書くことで下にprintした内容が出ている。
以前R言語で楽曲の再生数を分析したが、今回も分析系のテストをしようと思い、
pythonではよく使われるらしいpandasをチョイス。
(なぜパンダなんだろう)
さらに一度使ってみたかったRESAS API のオープンデータから何かを分析しようと思った。
使えるAPIはこのページにあるが、**やはり賃金**が一番面白げな気がしたので賃金のデータをゲットすることに。
!curl -H "X-API-KEY:{ここにキー}" -o "chingin_00-19.json" "https://opendata.resas-portal.go.jp/api/v1/municipality/wages/perYear?prefCode=34&simcCode=-&wagesAge=2&sicCode=-&year=2010"
上のような感じのコマンドをColaboratoryに打ち込んだ。
ちなみに、キーは登録すると発行される。
ちなみに、curlにビックリマークがついているのは、ColaboratoryやJupyter Notebookの方式らしい。
ちなみに、公式のドキュメントを見てもGETで何を送ればいいのかまちまちで多少苦労した。yearのパラメータはいらなかったかもしれない。
wagesAgeの値を変えて何度もコマンドを打ち込み、
このような感じにjsonファイルが溜まった。
(クラウド上に溜めておける。あるいはGoogle Driveを紐づけたりもできるようだ)
さて、このjsonファイルをまずpython上の変数に読み込む。
上のような感じだ。
open("{ファイル名}")でファイルを開き、それをjson.load()に送っている。
そしてpandas。
R言語と似た、データフレームという型にpandas(pd)を通じて変換する。
このデータフレーム、見ての通り年代ごとに分かれているが、
グラフにしたい都合上同一のデータフレームにまとめたい。
なので地道に代入してみる(もっとうまい方法があったと思う)。
dfAll = pd...の部分でデータフレームを初期化し、
初期状態のデータフレームに次々とデータを代入、
最後にindexを付け替えている。
(代入後にやらないとインデックスが合わないので値がNaNになってしまう)
そして、plot()
棒グラフにしてみた。
中年〜壮年期が年収が多くて、若い人とお年寄りは少なめという、まあ常識的な結果となった。
続いて行と列を入れ替えてみる。
入れ替えることでplot()のkind="pie"が使用可能に。
(厳密に言うと入れ替えなくてもできるが、ほしい形式にならない)
最初に挙げた
このようなグラフが得られる。
ちなみに、70~99の99は便宜的な値で、実際には100歳以上で働いている人もここに加算されると思われる。
まああまりいないだろうけど。
というわけでpythonでした!
面白かったのでまた何かやりたい。
構成音が似たメジャーセブンスコードとマイナーセブンスコードを気分で使い分ける
気づいてしまった
最近気づいたんだけど、
メジャーセブンス(maj7)コードと、半音上のマイナーセブンス(m7)コードは構成音が似ている。
マイナーコード基準で見ると、マイナーセブンスコードと半音下のメジャーセブンスコードは構成音が似ている。
例えばCmaj7は、低い方からドミソシが構成音だが、
C#m7は低い方からド#ミソ#シなのだ。
ミとシが共通している。
たかが50%じゃないかと言う意見もあると思うが、
しかしその50%は重要な部分を握った上での50%なのだ。
人間の60%が水分だからと言って、水と小麦粉を6:4で混ぜて人間だと言えるだろうか、
いや、言えまい(反語的表現)。
「3度」と「7度」
Cmaj7とC#m7で共通しているのは「3度」と「7度」だが、
ハーモニー上重要なのはまさに3度と7度なのだ。
5度はそれだけではメジャーとマイナーを決定できない音で、
入れても違和感が無いが入れなくても別に良いという、
ある種便利屋的ポジションである。
ルートはもちろん重要だが、基本的にベースが弾く。
なのでハーモニーでは「3度」「7度」の優先度が高く、
「ルート・3度・7度」の3つの音でのボイシングで4分音符を弾くだけで成立するジャンルもある。
どのように使うか
さて、ミとシが共通している重要さを分かってもらったところで、
次の段階、実際どのように半音下メジャーセブンスないし半音上マイナーセブンスを入れ込むかに移ろう。
自分はこれを、代理コードみたいなものとして使っている。
つまり、本来であればAm7を弾くような場所で代理としてA♭maj7を弾いても基本的に成立するということだ。
あわてて言い添えるが、メロディないしリード楽器がルートや5度を弾いてたらA♭maj7は音がぶつかる。
ルートや5度を弾いていない場合、あるいはコード進行を先に作る場合でAm7をA♭maj7に替えても、
問題がない場合が多いということだ。
「成立」とか「問題がない」という微妙な表現でわかるように、
雰囲気は変わる。
むしろ雰囲気を変えたいときに突っ込むといい感じになることが多い。
書き出してみよう
それではダイアトニックコード各種に対応する「半音下メジャーセブンス」および「半音上マイナーセブンス」を書き出してみよう。
メジャー系
Imaj7 -> ♭IIm7
IIm7 -> ♭IImaj7
IIIm7 -> ♭IIImaj7
IVmaj7 -> IV#m7
V7 メジャーセブンス・マイナーセブンスではないので対象外
VIm7 -> ♭VImaj7
VIIm7-5 -> ♭VIImaj7
マイナー系
Im7 -> VIImaj7
IIm7-5 -> ♭IImaj7
♭IIImaj7 -> IIIm7
IVm7 -> IIImaj7
Vm7 -> IV#maj7
♭VImaj7 -> VIm7
♭VII7 メジャーセブンス・マイナーセブンスではないので対象外
書き出してはみたものの、全部使えるわけではない。
なぜかはわからないものの、
このテクはメジャー系のときに使いやすくマイナー系はちょっとむずかしい。
(メジャーはマイナーを借用することが多いのと関係があるのかもしれない)
メジャーでもImaj7 -> ♭IIm7とかはちょっと際どい気がした。
使いやすい構成音似コード
使いやすいのはメジャー系での
IIm7 -> ♭IImaj7
IIIm7 -> ♭IIImaj7
VIm7 -> ♭VImaj7
VIIm7-5 -> ♭VIImaj7
という、マイナーセブンスコードをメジャーセブンスで代替するパターンだった。
使用例
Fmaj7 Em7 Dm7 Cmaj7 -> Fmaj7 Em7 D♭maj7 Cmaj7
半音下がって解決するところがキレイ。
Cmaj7 Dm7 Em7 Fmaj7 -> Cmaj7 Dm7 E♭maj7 Dm7 G7 C
Em7をE♭maj7に置き換えた結果、次に向かうコードもFmaj7からDm7に変わった。
Cmaj7 Am7 Dm7 G7 -> Cmaj7 Am7 D♭maj7 G7
単純な置き換えパターン。
Am7 Dm7 G7 Cmaj7 -> Am7 Dm7 D♭maj7 Cmaj7
Dm7から置き換え先のD♭maj7へ進行。
Waves の Flex の対象になったプラグインから10個(13個)選んでみた
あらまし
https://www.waves.com/bundles/flex
Wavesが10種類のプラグインを月額利用できる「FLEX rent-to-own plugins plan」開始! | Computer Music Japan
概要としては、対象となる85個? のプラグインの中から10個を選択し、月額19.99$でサブスクリプションできるというもの。
サブスクリプションでありながら、24ヶ月続ければライセンスがもらえるらしい。
さらに今なら使えるプラグインが10個から13個に増量されているようだ。
「らしい」とか「ようだ」とかで不確かだが、まあとにかくそういうサービスらしい。
で、せっかくなので85個? のプラグインの中から10個(13個)選んでみることにした。
実際にサブスク購読するわけではなく、そのシミュレーションをするということで。
想定としてはプラグインをあまりor全然持っていない人が、Flexだけでなんとかしようとしていると想像している。
つまり各種エフェクトをまんべんなく集める想定。
まず10個
85個のうち、独断と偏見で優先度の高そうな10個。
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- L3 Multimaximizer
- まずは定番マキシマイザーであるL3をチョイスした。
- マキシマイザーはコンプレッサーの一種で、マスタートラックにかけて全体の音量感を調整するときに使うのが主なコンプレッサーをマキシマイザーと呼ぶようだ。
- 「Multi」の単語が入っているようにマルチバンド式、低音や高音の独立したコントロールができるのがウリである。ベースにだけパンチを効かせたい、とかができる。
- まあプリセットを選ぶだけでそれなりにはなる。85個の中でもマストだと思う。
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- H-Comp Hybrid Compressor
- 続いてもコンプレッサー。「Hシリーズ」というバンドルに入っているのを買うのが本来であろうH-Compをチョイスした。
- L3とは違い、これは単体のトラックにかけるのが基本となる。「Analog」ツマミを回すことで質感を変えることができ、そのツマミをゼロにすれば透明なコンプにもなる。
- 「ルネッサンスシリーズ」のコンプとも迷ったが、質感の種類が選べるのはいい仕様だと思うのでこちらにした。
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- H-EQ Hybrid Equalizer
- 続いてEQに入る。これまた「Hシリーズ」のEQ。
- このEQについては周波数特性がリアルタイムに表示される機能もあるので、見ていて分かりやすいのがフレンドリーだと思う。よく使う。
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- S1 Stereo Imager
- 毛色が変わってステレオイメージャー。モノ信号をステレオに広げたりする。音作りとユーティリティの境目あたりのプラグインだ。
- モノとステレオの質感の違いというのは大きく、広げることで他の楽器と被らないようにすることもできたりする。便利なので一つ。
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- Center
- これも音作りとユーティリティの中間くらいのプラグイン。ステレオ音源の左右成分を強調したり弱めたりできる。
- EQなどで加工するより、ステレオの感じを利用して楽器の棲み分けをしたいことはままある。すごく便利だと思う。
- すごくググラビリティが低い。
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- Waves Tune
- オートチューン。いわゆるケロケロボイスみたいに、強引に歌のピッチを変えることができる。
- 歌の直しにも使えるし、積極的に音作りしてもいけるので、いいのでは。
+3個
現在は開始直後のボーナスで13個まで行ける。なのであと3個も選んで見る。
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- Vitamin Sonic Enhancer
- これはエンハンサーで、原音に倍音を付加することで音色を明るくしたり重低音を増したりできる。
- 基本的なエフェクトを優先して選んだので10個からは漏れたが、けっこうおすすめ。自分はアコギに使ったりしている。
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- L1 Ultramaximizer
- L3と同様、マキシマイザーだがこちらのほうが古く、マルチバンドでも無い。
- L3との違いを体感して、使い分けたい(できるとは言ってない)。
惜しくも選外
欲しいけど13選に漏れてしまったプラグイン。
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- JJP Vocals
- J.J.プイグさんが作った、ボーカル用のチャンネルストリップ。
- 持ってないのだが、たぶんCLA Bassと同じような感じで使えると思う。
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- Eddie Kramer Drum Channel
- エディ・クレイマーさんが作った、ドラム用のチャンネルストリップ。
- この「各楽器専用」シリーズは目的がはっきりしているぶん使いやすくていいのだが、そこが逆に幅が狭いかなと思った。あまりプラグイン持ってない人はH-Compとかそういう汎用のがいいのではと。
- なのでこれらが落選したのは品質が原因ではなく、今回の選出コンセプトのせいだと言える。
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- Electric 88 Piano
- エレピの音源。プラグイン・エフェクトではなく音源。
- 安くなってたときに手に入れたのだが、読み込み時間がそれなりにありその間音が出ないというのがあまり気に入らなかった。音は全然問題ないと思う。
- 例えば10個まで行けるときに9個しか候補が思いつかないなら、これを選ぶことを検討してもいいのではと思う。
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- Element 2.0 Virtual Analog Synth
- アナログ・シンセの音源。
- これも安くなってたときに手に入れたのだが、シンセの入り口にするにはなかなか良さそうな感じだった。アルペジエータもあるし。
このプラグインも欲しい
85個の中に入ってなかったが欲しいプラグインたち。
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- Kramer Master Tape
- テープ・マシンに取ったときの効果をシミュレーションする、シミュレータ系のプラグイン。
- テープ・マシンについて詳しいわけではないのだが、音が歪むことにより倍音が付加されたり、劣化することによりフィルターがかかったりするのだと思われる。さらにテープによるコンプレッション、テープによる歪みもある。
- つまり*使いこなせれば*EQ、コンプ、サチュレータが一緒になったようなもの。しかもディレイもついてる。このディレイ好き。
- 使いこなせればと書いたように、どのパラメータをいじるとどうなるのかがわかりにくい。まあプリセットを順番に試して気に入ったのを使えばそれなりになる。
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- J37 Tape
- Kramer Master Tape同様、テープ・マシンのシミュレータ。
- アビーロードスタジオにあったテープ・マシンを解析したらしく、そう言われればそうかもなって気がする。ベースにかけたときとか。
- これもまた*使いこなせれば*EQ、コンプ、サチュレータとして使え、ディレイもついてる。
- Kramerのほうが好きだけどそれはなんでなんだか自分でもわからない。
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- CLA-76
- スタジオ機材の定番らしいコンプレッサーをシミュレートしたプラグイン。
- 持っていないのだが、同じ76タイプのプラグインをNative Instrumentsさんのほうで所有しており、それは便利に使っている。なのでたぶんWavesのも便利だと思う。
選出してみて
コンセプトが「Flexで始める」だったので、いろんなタイプのプラグインを総ざらいしたが、他のコンセプトもありうる…
けれども「Flexで始める」が一番ありそうなストーリーだと思う。
何故かと言うと、Wavesのすべてのプラグインではなく、85個のプラグインから選ばなければいけないので自由度があまりないからだ。
例えばコンプレッサーばかり10個選ぼうとしても、CLA-76は選べないわけだ。
なのでプラグイン初心者がFlexで始めて、うまく行きそうだったら引き続き購読する、という形が一番ありそう。Wavesもその需要を狙っているのでは。
ただMaster TapeかJ37は欲しかったなあ。
追記
Waves Tuneを入れ忘れていたので該当箇所に入れた。