ニコニコからつべor音雲に移転する勇気が出ない

ニコ 出たい

ニコニコを脱出してつべ/音雲/ストリーミング配信などでまったりやりたい気持ちは年々強くなってきている。

 

自分はニコニコの他の機能を全然利用していないが、投稿のためだけにプレミアム会員になっている。

YouTubeなら同等の動画数でもタダ(たぶん)だし、

SoundCloudにはそもそも課金済みだ。

つまり移転すればプレミアム会員ぶんのお金が浮く。

まあ高いものではないけど、利用できていない出費ではあるのだ。

(ちなみに、音雲の課金を解除するという道もあるが、

 MP3の入手先は確保しておきたいのでそこは考えていない)

ニコ 仲間 いる

しかしながらニコニコには大きな財産がある。

ボカロが劇的に発展した場所だったため、熱心なボカロリスナーがたくさんいるのだ。

ありがたいことに自分の曲にもたまにそういうリスナーの人の感想ツイートとかがある。

つべや音雲にそういう人たちがいないとは言わないけれども、

まあ、少ないだろう。

ボカロリスナーという財産はもろはの剣でもある。

一時期(2,3年前?)くらいのボカロは加熱しまくり、再生数に代表される数字とメディアミックスが先行していた。

例えるなら90年代J-POPというか、ヒットを当てに来る作者と盛り上がる観客でウィンウィンだけどなんかが足りないような気がしていた。

まあしかし結局自分はその熱気とは離れたところにいたので、ボカロリスナーに対する心象は概ねよい。

そしてつべ・音雲・配信ではボカロリスナーに対する訴求力はガタ落ちするであろう。

というか、気づいてもらえないであろう。

固定ファン いない

ここで固定ファンの多い人だったら、「ファンを引き連れての引っ越し」が可能かもしれない。

が、自分は固定ファンというより、音楽ファンに好かれているように思う。

数多い音楽のファンを兼任している人のファンリストのうちの一つには入るけど、それ以上には行っていない気がする。

なので、「ミケさん氏がつべへ行く! 自分も行かなきゃ!」とはあまりならなさそうなのだ。

「ミケさん氏バイバイ… 自分はニコで頑張るよ…」となりそうな感じなのだ。

まとめ リアクション 減る かといって なにも

要はニコニコを出ると「リアクション」がガクッと減るであろう。それはまず確かだ。

そしてそれ以上のメリットは特に無いであろう。

というか、創作一般にリアクションもらいやすい以上のメリットというものがまず無い気がする。

じゃあ出ないほうがいいじゃないかと思うだろうけど、そうだなあとしか返せない。

でもちょっと出たいんだよなあ…

「音楽について知る」というゲームは絶妙なレベルバランスでログインボーナス充実

おもひで

中学生から高校生くらいのころ、自分は洋楽を聞き始めていた。

そのころは集められる情報が少なかったので、有名どころを聴いた。

ジョジョはすでに好きだったので、アナザーワン・バイツァ・ダストをどこかで聞きかじった(当時YouTubeはまだ無かったか、有名になってなかった)経験があり、

クイーンのグレイテスト・ヒッツの1を買った。

ビートルズでは誰かがラバー・ソウル期が好きだと言っていたので、影響でラバー・ソウルを買った。

そして歌番組で「素顔のままで」を聴いたことがあり、ビリー・ジョエルストレンジャーを買った。

洋楽ではこの3枚が最初期のコレクションである。

邦楽の方では、情報は洋楽よりは多かったので選択する余裕があった。

カウントダウンTVから好みであろう楽曲をリサーチし、山崎まさよし槇原敬之を買った。

山崎まさよしは「プラスチック・ソウル」というシングル、槇原敬之は「桃」というシングルだった。

全盤ヘビロテな時期だった

買ったCDはどれも大切に聴いた記憶がある。

一枚にかける熱量を比べれば、今よりもよっぽど「聴き込んで」いた。

しかしながら、全然「聴き込めていなかった」ことも認めなければいけない。

音楽耳

音楽を理解するのに理論が必要だとは思わない。

演奏したり作曲したりするのには、ある程度あったほうがいいとは思うが、

それだって大した量じゃない。

ただ、音楽を聞いている必要はある。

エヴァリー・ブラザーズを聞いてビートルズを理解する

エヴァリー・ブラザーズというグループがいて、彼らのハーモニーはまさにビートルズだった。

彼らはビートルズが参考にしたであろうグループなのだ。

彼らのハーモニーは基本的には上下二声で、

ジョンとポールの、どっちともメロディに聞こえるようなハモりかたに近い。

ゲームのルール:近いアーティストを聴くことで深く掘れる

エヴァリー・ブラザーズとかバディ・ホリー、60年代モータウンあたりは

ビートルズに影響を与えた人たちだ。

彼らを聴くことで、中高生時代よりも深くビートルズを知れているという確信がある。

逆にビートルズに影響を受けたであろうXTCやオアシスを聞いても、

ビートルズを深く知ることは可能だ。

ビートルズのみを聞いて深く深く掘るという道ももちろんあるが、

エヴァリー・ブラザーズ山やチャック・ベリー山、スモーキー・ロビンソン山あたりを崩し、ビートルズ山を掘りやすくすることで効率よく深く掘れるのだ。

ゲームのシステム:1次元的ではなく2次元3次元に広がる

ビートルズのみを掘っている段階では、ビートルズについて知る行為は1次元だった。

深ければエラい。浅ければまだまだ。

シンプルな価値観だ。

しかし他のアーティストとの関係性に気づき始めると、ゲームのシステムは2次元3次元に広がる。

舞台は鉱脈だらけの「大地」になる。あるアーティスト鉱脈を知ることが他のアーティスト鉱脈に影響を与える。

慣れるとだんだん道具や工事計画が洗練されてきたりもする。

ゲームの報酬:常に快楽が返ってくる

ビートルズ(クイーン、ビリー・ジョエル、etc)のみを掘っていたころは、

グラフィックは一次元で大したことないが、そのかわりゲーム性がシンプルだった。

今や音楽について知るだけで戦略性が要求される。

ちょっと大変かもしれない。

しかしこの「音楽について掘るゲーム」は、ログインボーナスを非常に豪華にすることでリスナーの喪失を防いでいる。

ほとんどの音楽が、楽しいのだ。

このゲームにハマれば抜けられない。

それでも読者は、このゲームを始める覚悟があるのだろうか……?

(もう始めてる人はご愁傷様です)

4曲入りEP「ナイトシーカー」を配信しました

概要

全4曲収録、うち2曲が新曲です。

Spotify, Apple Music, Google Play Music, Amazon Music Unlimitedなどで聴けるはずです。

下にリンクを貼っておきます。

iTunes/Apple Music:
 
 
 
他のサービスでもLANDRが対応していれば聞けます。Deezerとか。

雑感

フェードアウトするはずが

1曲目の「夜の果てまで」は最後がフェードアウトするつもりだったのですが、

ぶつ切りになっています。

おそらくフェードアウトの処理を忘れたバージョンを間違えて上げてしまったものだと思います。

すみません。

LANDRは楽ちん

基本的な設定(ジャンルとか)をするだけで1〜2日で配信されます。

その分歌詞とかが入れられないっぽいですが…下に書いておきます。

あと各ストアに順々に配信されるのでいつになったら告知して良いのかわかりづらいです。

とりあえず今日告知ってことで。

4曲目がおすすめ

個人的なお気に入りは4曲目のWhat A Wonderful Worldです。

ループ感の中に適度な展開と遊びがあっていい感じだと思ってます。

歌詞

1.夜の果てまで

きしむベッドに半分腰掛けて
どうやら今日も完了に近い
霞む脳裏に 不安だらけの記憶

ヘッドフォンとデジタルデバイス
それから数十年前のカタログ
裂ける胸に かすかながらのともしび


生きるって こんなこと
死ぬよりは楽そう それだけ

澄んだ夜の果てまでも
聞こえるように 届くように 
ヘッドフォンはうなるけど
小さすぎて かよわすぎて 消える

きしむベッドに 寝落ちしかけて
つけたままのヘッドフォンを外す
遠くなってく スウィートなソウルナンバー 雨の音

バカみたい 泣きそうだ
だけど泣けないな 今更

雨の夜の果てまでも
聞こえるように 届くように 
ヘッドフォンはうなるけど
小さすぎて かよわすぎて

その夜僕が見た夢は
輪郭さえも 定かじゃないけど
多分何らかの音楽を
聴いていたように思えるのだけど

2.New Dawn

やりきれない 思いはあるし
後悔は消えない
誤りを謝れず今夜も
睡魔は訪れ

かすかな雨音が 体に染み込む
いつかこの思いよ 大きな根を張れよ

そしてNew Dawn
そしてNew Dawn
今日もNew Dawn

雨雲は 去っていったようだ
そしてその雨は
疲れきった体の中で
恵みへと変わる

今は太陽が 暖かい光が
罪人も賢者も 平等に降り注ぐ

そしてNew Dawn
そしてNew Dawn
今日もNew Dawn

時は経ち 大事な決意も
風と共に消え
それでも かけらを残すだろう
あせらないで行こう

これまでの思いが これからの希望が
横たわる体に 根を張る力となれよ

そしてNew Dawn
そしてNew Dawn
今日もNew Dawn

3.ずっとそばにいてほしい

あなたに
会えると
鼓動が
早くなる

あなたが
笑うと
束の間 重荷を
忘れるよ

あなたと
喧嘩する
たちまち
元気なくなる

あなたと
手つなぐと
それだけでいいよな
気がするよ

ずっとそばにいてほしい
たったそれだけの
ねがいごとさえかなわない
わらえよ このおとこを

ずっとそばにいてほしい
たったそれだけの
ねがいごとさえかなわない
わらえよ このおとこを

あなたを
さがして
こころのなか
かきわけ
かすかな
おもいでに
こころをやすらえ
ねむる

4.What A Wonderful World

また雨が降り出しそうな雲の黒
ついてないなってつぶやいて足を速める
傘なんて持ち歩いてく柄じゃないから
ほらポツリ 雨の音

せっかく梳かした前髪台無しになるな
君に会えるパーセント5以下をうろつく
どうしようも無いことだけど人間だもの
恨み節 空に向かい

でもそんなとき君から
インスタントメッセージ
燃えるような紫の夕暮れ

悪い天気のときばかり
空を見上げてしまうのは性分かもしれないけど
きっと世界はいつの日も
こっそりと美しい宝石を隠し持ってる
What a wonderful world

君のお陰で空を見る回数が増えた
筋雲の日とうろこ雲の日 最近後者が優勢
会える日は相変わらず上司の期限次第だけど
近づけてる 気がするよ

ほらそうこうすれば君から
インスタントメッセージ
雨上がりに虹がかかる

悪い天気のときばかり
空を見上げてしまうのは性分かもしれないけど
きっと世界はいつの日も
こっそりと美しい宝石を隠し持ってる
What a wonderful world

 

メガテンの新作スマホアプリ『D×2 真・女神転生リベレーション』を第一章まで遊んだ

TD;DR

まさか『セタンタ』が大活躍するとは……。

あらまし

女神転生シリーズのスマホアプリ『D×2 真・女神転生リベレーション』がリリースされた。

女神転生と言えばメガテンの愛称で知られ、

多種多様な悪魔を仲間にする(仲魔と呼ぶ)システムと衒学的なシナリオが特徴。

本家は基本的にはダンジョンRPGだったりフィールドRPGだったりするのだが、

今作はスマホらしく、バトルしながらシナリオを進めていく形式になっている。

FE HEROES対抗?

メガテンの近作で特徴的だった『プレスターンバトル』をパズルのように次から次へやっていくつくりで、

ちょっと『ファイアーエムブレムヒーローズ』を思い出した。

あれもFEシリーズの戦闘のエッセンスを取り出し、バトルを次から次へやっていくつくりになっていた。

○バトル楽しい

そのバトルについては、さすが長年ターン制バトルを作ってきただけのことはあって、

良く出来てるし楽しい。

1〜3匹程度の悪魔と3連戦程度戦うのだが、

前述の『プレスターン』、

つまり弱点をついたりクリティカルで行動回数が増える仕組みにより、

弱点をつくのが楽しい。

悪魔には各属性に対して耐性や弱点があり(これもメガテン恒例)、

最初は耐性不明なのだが技を当てることで対応した耐性が判明し、

パネルが開いて次回から分かる。

これも初回の緊張感と二回目以降の楽勝加減を演出するいいシステム。

○動く悪魔が魅力的

もともと金子さん筆頭にデザインに定評がある悪魔たちだが、

3Dモデルになって動き回るとやっぱり楽しい。

キャラ愛とかキャラ萌えとかを満たす能力は高い。

○複数編成を合理的に解決したシステム

なんのこっちゃ、って感じだが、

最近のゲームにはよく『パーティを保存するシステム』がある。

このボスには炎属性パーティでいきたいけど終わった後もとのバランス型パーティに戻すのがめんどくさい、

といった需要に答えるわけだ。

Dx2においては、仲間キャラ(人間)一人につき1パーティという形式のようだ。

これはいいシステムだと思っていて、

  • 使えない仲間が出にくい(仲間の役割分担)
  • シナリオ進行で自然にパーティ編成が増やせる

などの効能があると思う。

△シナリオもそれなりに期待

東京を舞台になんか謎の神と謎の組織が出てきて対抗するシェアハウスができて

変人たちが住まうという、

まあいつものアトラス。

スマホの表示上の限界なのか、テキストが若干チープな気がする。

△その動きはちょっともっさり

ダウンロードして最初に立ち上げるとベンチマークソフトみたいなのが走り、

画質を自動設定してくれる。

これはいいアイディアだと思ったが、

残念ながらその自動設定でも自分のスマホ(iPhone6s)だともっさりしていた。

まあこれから先何年も続く(はず)のソシャゲでは、

最前線の機種に合わせるぐらいでちょうどいいのだろう。

×ガチャは辛そう

このアプリについて自分は微課金勢になろうと思っており、

とりあえず最初に進められるパックについては購入し、10連ガチャ(召喚)をした。

しかしながら星4は一つも出ず、星3ばっかりという結果になった。

『提供情報』によれば星4の確率が5%、星5の確率が0.5%とのことで、

あまり詳しくないがかなり厳しめの設定になっているように思える。

(例えば、前述のFEHのガチャは星5が3%)

『出た悪魔』を『育てる』という耐性で望まないと、

『強い悪魔』とか『かわいい悪魔』とか言う贅沢は言えない状況に思える。

『狙った悪魔』については、星3で2.147%、星4で0.138%、星5で0.125%という低確率なので、

狙って出すのは無理っぽい感じがする。

さらに言うと、召喚できるようになるまでのチュートリアル期間がわりと長い。

?通常召喚ってどうやるの

上に書いたのはすべて『高位召喚』の話で、いわゆるレアガチャについて。

通常召喚というのもあるのでたぶんピクシーとかジャックフロストとかが出るのだと思うが、

1章クリア時点では『召喚札』が手に入っておらず、通常召喚ができない。

ぶっちゃけロキとかシヴァとかより

むしろピクシーとかデカラビアとかポルターガイストとかのほうがかわいいので、

通常召喚のほうが自分的には捗りそうなんだが…

いつ札が手に入るんだろう。

?一ヶ月効果が続くパックの存在

一ヶ月間ログインボーナスが強化される課金アイテム、という、

たぶん新しげな仕組みを導入している。

これ、Evernoteとかネットフリックスのような

購読アイテムにすることはできなかったんだろうか……?

よく分からないが、新しい試みだと思ったので書いておく。

☆セタンタ大活躍

セタンタ、という槍を持った坊ちゃん刈りがいて、

たぶん確定でもらえる悪魔なのだと思うのだが、

これが便利。

『金剛発破』という全体物理スキルがあって、

全体物理はなにげに貴重な気がするしやっぱり全体技は便利。

それに、

『レベリングクエスト』という名前そのまんまのクエストがあるのだが、

そこは物理が弱点のスライムばかり出るので、

セタンタが最初に行動するようにパーティを調整してオートで回せば

『金剛発破』『金剛発破』『金剛発破』でクエストクリアになる。

セタンタこんなに使えるやつだったとは……。

総評

このゲームのいいところは『メガテンシリーズ』の良いところのような気がするし、

悪いところも散見されるので、

セガいい仕事した! とは言いにくい状況だ。

だがまあ楽しめる。

それに悪魔かわいい

コンゴトモ ヨロシク(しばらく続けるよ の意味)!

エド・シーランはまだ過小評価だと思う

エド・シーランとは?

イギリス出身のシンガーソングライター。

基本的にはアコースティックギターの弾き語りスタイル。

代表曲はThe A Team, Thinking Out Loud, Shape Of Youあたり。

どこが過小評価?

ストリーミングサービスでの再生数で1位を取ったり、

グラミー賞を受賞したりなど、たしかに大活躍している。

が、その評価は一般的なリスナーというか、そういう人にとどまっていて、

評論家とか同業のシンガーソングライターとか、

そういう「プロの評価」に乏しい気がしている。

評価される要素は?

一つには演奏・歌唱の巧みさ。

The A Teamの冒頭とか、デビューアルバムにしてもう美声になったボブ・ディランみたいな貫禄だし、

アコギのパーカッシブな掻き鳴らしも上手い。

さらに打ち込みとの付き合いのうまさ。

今やほとんどの音楽制作現場にPCがあり、

好むと好まざるとに関わらず、

ポピュラー音楽やるなら打ち込みとの関わりぐあいは意識しなければ(生き残るのは)難しい。

エドの場合、かなりヒップホップを吸収していると思われ、

グルーヴィな曲ではその趣味が全開。

また、スタジオ盤ではよくわからないがルーパーを使用したりもしている。

テクノロジーを積極的に取り入れている姿は好印象。

有名曲のShape Of Youはダンスホールレゲエのように思えるし、

いろんな音楽を貪欲に吸収している。

じゃあ何が足を引っ張っていると思う?

ポップすぎるのかなと。

The A Teamとか、別にストリングス要らなくねって思ったし。

アルバムもボリューミーだし、いろいろ過剰な面は散見される。

あとストリーミングで聴いてるので歌詞カードがなく、

歌詞がわからないのだがひょっとしたらそこに弱点があるのかもしれない。

いいこと歌ってそうな気はするけど。

適正な評価はどのくらいだと思っている?

ケンドリック・ラマーのDAMNはあらゆる層に響いた作品だと思うし、

エド・シーランもそれぐらいのポテンシャルは秘めていると思う。

ポップ界のケンドリック・ラマーぐらい評価されても良いんじゃないかなと思う。

まあ別にプロっぽい人の評価が必須なわけでもないけど、

なんかもったいない状況の気がするのでプロの方はもっとエド・シーラン聴いてください。

(プロがこのブログを見るのだろうか…)

いきなりすべてのモードを覚えるのは無理だからドリアンとミクソにしよう

モードって何?

ポップスやロックなど、いわゆる普通の作曲が「進行する和声」を基本にしているのに対し、

「音階、旋律」を基本にした作曲法のこと。

でいいだろうか?

「いわゆる普通」がドレミファソラシおよびラシドレミファソの2種類の(メロディックマイナーなんてなかった、いいね?)音階を暗黙の前提にしているのに対し、

モードではレミファソラシドやミファソラシドレなどといった音階も扱う。

有名なのはマイルス・デイビスの「So What」で、ここではドリアンと呼ばれる旋法が使われている。

モードのどこが良いの?

ジャズであるSo Whatもそうだし、民謡のグリーンスリーブスとかもそうだが、

独特の浮遊感を感じることができる。

たぶん体がドレミファソラシに慣れてしまって、それ以外の旋法には浮遊感を覚える体になってしまったのだ。

「いわゆる普通」のほうではコード進行による浮遊感が使われ、例えばキーがCメジャーのときにFマイナーとかB♭とかを使うと浮遊感ある。

これもドレミファソラシ及びそこで使われるコードに慣れた体に、Fm、B♭の響きが浮遊感を覚えさせているのだろう。

ただし、コードの浮遊が「ここ、浮遊ですよ!」とばかりにすごい浮遊するのに対し、モードの浮遊はもうちょっと穏やかでさりげない。

そんなわけでさりげなくトビたいときはモードが良かろうと思う。

わかった、どうしたらいい?

モードの魅力がわかったところでモードを取り入れた曲を書こうとするわけだが、

今までメジャー/マイナーの2種類だったものが突然無数になってしまってちょっとむずかしい。

有名どころに限ってもドリアン、フリジアン、リディアン、ミクソリディアン、エオリアン、ロクリアンという「教会旋法組」が6種類。

ホールトーンだの琉球音階だのコンビネーション・オブ・ディミニッシュだのと言ったその他の旋法も含めると把握するだけで大変だ。

それらの旋法について、使いやすいコード(モードでも和音は使える)、そのモードならではの雰囲気、演奏上のコツなどを覚えるのはぶっちゃけ無理。

効率よく覚えなよ

確かに一定の法則は存在する。

例えばDドリアンはレミファソラシドなのだが、これは見ての通りドレミファソラシをレから順番に読んだものだ。

ドレミファソラシで得た知識(ギターの指板上の位置など)はある程度応用が効く。

でも雰囲気とかその雰囲気を出すための演奏上の修練とかはやっぱり弾かないと無理くね?

じゃあどうしたいのさ

覚えるのをドリアンとミクソ(ミクソリディアン)に絞ろうと思う。

ドリアンはマイナーの音階の変化・ミクソはメジャーの音階の変化として捉えることができるのでマイナー・メジャーからの技術の流用もある程度できる。

そして参考曲が豊富。特にドリアンは、So Whatなどモードの代表とも言えるアレだ。

さらに(重要なことに)この2つの雰囲気が好きなような気がする。フリジアンまで行くとややアクが強いかなみたいな。

まずドリアンとミクソを練習して、他のにも興味が出たら他のを覚える、これで行こう。

「始めなきゃ、終わりっこねえです」とは指輪物語のサムの名言だった気がする(うろ覚え引用)。

ゆるもく ゆるい目標

あけましておめでとうございます

さて新年なので目標を立てたいと思う。

しかしその前にまず前年度の目標を見直そう。

プランドゥチェックアクトだ!

2017年の目標

トルストイの「文読む月日」を読む

脱落した。脱落しました。

やはり時間の割り振りが下手というか、毎日一定のタスクをこなすということができないんだなあと。

週一回ブログ更新

脱落した。脱落しました。

やはり興味の方向性を制御できてないというか、週末時間があったら他のことをしてしまうんだなあと。

月一で曲投稿

おおむねできた。

さてそれを踏まえて

毎日、週一といった周期ベースのものの考え方がまったくできないようなので、

今年は実績ベースで行く。

つまり

月一で曲投稿 → 年12回投稿

という言い換え。

さあ行くぞ今年の目標

年間12曲の投稿

正直ニコニコに対する関心は年々無くなってきているのだが、

まだ投稿をやめるという時期には来ていないと思う。

年間12曲投稿を目標の一つに。

1作アルバム作る

年間12とは別口で、アルバムを作りたい。

LANDRとの契約もしているのにあまり配信していないし、

なによりアルバムという形態が好きなので。

1つゲーム作る

自分の興味の範囲として、楽曲づくり・ストーリーづくり・プログラミング・一応イラストなどがあり、

それを最大限に活かせるのはインディゲームじゃないかと思い始めてきた。

なによりゲームも好きだし。

とりあえずツクールで何かツクりたい。

できれば:ライブする

リアルの方で自分で弾きながら歌ってみたい。

演奏・歌唱ともに地味に上達しているとは思うが、懸念は場所があるかだ。

まあなんとかなるだろう。

というわけで

今年の目標は音楽系とゲームという2ジャンルに絞ったものとなった。

どうなるだろう。どうなるんだろうね。