多数派な意見は賛同者が分散し、少数派な意見は賛同者が集中するので結果同じくらいに見える説

タイトルですべて説明しきった感。

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たぶん誰か賢い人はとっくに研究しているんだろうけど、多数派な意見と少数派な意見が人口比そのままのパワーバランスを持っているわけではなさそうな気がしている。

世論調査と印象の食い違い

たとえば最近個人的に関心を持ってみている森友学園に土地が安く提供された問題、世論調査では理事長の参考人招致を行うべきと考える人が76%というデータが一つある。

森友学園理事長の参考人招致「行うべき」76%、JNN調査 News i - TBSの動画ニュースサイト

しかしツイッターはてなブックマークなどでは、「国会の審議時間の浪費」「会計調査院や検察に任せるべき」という意見がけっこうあるように(こちらは印象論だが)思うのだ。

データの方では「参考人招致を行う必要は無い」と考える人は16%。少数派である。

しかし印象的には、二つの意見は同じくらいとは言わないまでも、けっこう競い合っているように思う。

食い違いの原因として考えられるもの サンプルの違い

この食い違いの原因として、一つ挙げられるのが世論調査に答える層とネット層の違いだろう。

ネットに触れている人は世論調査の層よりは若い人が多いと思う。そういう年代の違い。

そして受動的に世論調査に答える層と、積極的にネットで特定の話題に反応する層では態度が違う。この違いも大きい。

しかしもう一つあると思うのが(ようやく本題で)、タイトルに書いたように、少数派の意見では賛同者が集中しているのではないかということだ。

本題 少数派は賛同を集めやすいかも

仮に多数派が15人、少数派が5人として、その中に意見としてバズりそうな書き込みが多数派よりのものが3つ、少数派よりのものが1つあるとする。

人数割る意見をすると、二派は同じくらい支持を集めてしまう。そういう現象が起こるのでは、という考えだ。

もちろん、多数派のうちのアクティブな人は3つの意見のうち1つでは飽き足らず、2つ3つと支持するだろう。だから単純に計算通りには行かない。

いかないが、少数派が数少ない自分と近い意見をより強く支持し、ツイッターのいいねやはてブのスターを集めるというほうはありそうな気がする。

少数派一定発言力保持現象

というわけで、少数派はまさに少数精鋭で一定の発言力を保持している可能性がある。

これはいい面と悪い面がある。

いい面は、多数派の「数の力」で少数派が押し込められる危険を回避しやすくなるということだ。

だれだって何かの部分では少数派なわけだし、この危険へのお守りは保持したい。

そして悪い面は、データと印象の間のズレで起こされる混乱だ。

「印象」では二つの意見は拮抗しているのに、「データ」では片方が多数をしめていたら、ある人はデータの価値を疑うかもしれない。

傾向と対策

なるべくいい面を大きく、悪い面を小さくしたいと思うのは当然だ。

そうするための態度として、

  • 少数派に「見える」意見、少数派「である」意見にかかわらず、少数派を尊重する
  • データの信頼性をチェックする心がけを持つ
  • そもそも意見の賛同者だけではなく、意見自体の価値を見極める

あたりが思いつく。

自分もこれらを実践したいと思うけど今年の目標を作曲以外達成できてないマンなのであやしい。

伏線と豆知識、そして覚醒 物語の主人公がピンチになったとき作者はどうするのか

剣術と僧侶

手塚治虫ブッダではブッダは剣術を使えた。で、僧侶なのに剣術を使えることがある場面で役立ったのだ。

もう記憶がおぼろげだが、そのシーンを読んだ時自分はグッと来たのを覚えている。

「他と違う特徴」がちゃんと活かされるのはいい。

ブッダの場合、王族だからだっけ? タッタの絡みだっけ? 忘れたがとにかく剣術を覚えている僧侶という他と違った特徴を持ち、それがきちんと活かされた。

豆知識と考古学者

さて、このように「過去の設定を活かして難局をクリアする」のが物語の王道と言えるだろう。

しかしそればっかりはできない都合というものがあったりする。

そんな時にどうやって難局をしのぐのかが作家にとっての腕の見せ所だ。

マスターキートンは、多くの場合そこで科学の豆知識を投入してくる。

キャタピラは石鹸水に弱いとか、銃身が曲がっていても弾は飛ぶとかそういった知識である。

これがなぜ気持ちいいのか自分を見つめ直していたところ、このような仮説が浮かんで来た。

「その豆知識を知っていれば自分にもできそうだから」。

つまり、なろう小説などで中世の世界に現代科学を持ち込んで無双するのと似たような原理である。

ビッグコミックだろうとなろうだろうと、無双は楽しいのだ。

解法の比較

閑話休題

ピンチになった、どうする? 即席のフラッシュライトを作って相手の目をくらませたから助かった!

みたいなのは、実のところ「ブッダ」の剣術よりは悪い手段だ。

伏線を用意しておいてそれを使った方が、その場のなにか新しいもので助かる展開よりは構造的には綺麗だ。

しかし同じその場のアレでも、突然覚醒するパターンよりは優れていると言える。

自分にも誰にでも、その豆知識を知っていればできる手段のほうが、突然超能力に目覚めるよりは納得しやすい。

ちなみに覚醒の代名詞とも言えるドラゴンボールスーパーサイヤ人はくどいほど伏線をいれていた。

フリーザを倒すという難題を解決しつつ、納得度を高めるには前フリを何度も入れる必要があったのだ。

納得とは

そう、問題は「納得」なのだ。納得はすべてに優先するぜ!

難題が起こった時、解決はするだろうけど(しなかったらそれはそれでまずい)どうやって解決するか、納得できる解決か、読者はそこを見ている。

ブッダの剣術のように、前フリや再利用可能な伏線を使うか。

この方法は納得できるばかりか、主人公の特別感を高める。

マスターキートンのように、誰にでも知識があればできる手法で解決するか。

この方法は納得はできる。場合によっては無双の優越感を得られる。

スーパーサイヤ人のように覚醒するか。

この方法は納得感という面では小さい。それゆえに他の方法を併用して納得感を高めていく必要がある。

さまざまな解法があり、今日もどこかで作者が頭を悩ませている。

いろんなメロディにコードを合わせるときのメモ Ⅲ7=Ⅳdim

前フリ 前書いた記事のまとめ

かなり以前に、

メロディへのコードつけのちょっとしたコツ――選択肢は2択持っておく(作曲) - ミキリハッシャブログ

という記事を書いた。

要約すると、例えばDmとEmのように、コードの選択肢を二つ持っておくとどちらかはメロディにハマる場合が多いということだ。

これには条件があり、それはDmとEm、FとG、CとDmのように音階上で隣り合ったコードを選択肢として持っておくことだ。

一般的なコードは「ドレミファソラシ」のうちの「ドミソシ」のように、音階を一つ飛ばしで拾って構成される。

だから隣り合ったコードを使うことで、「ドミソシ」と「レファラド」のようにコードがお互いを補完しあうことができる。

FdimとE7の比較

これの発展系で、例えばFmaj7とFdimのように、同じベース音を持つコード二つを選択肢として持っておくアイディアを思いついた。

というのも、FdimはE7の変化なのだ。

鍵盤上で確認して欲しいが、E7はミソ#シレでFdimはファラ♭シレ。

ソ#とラ♭はご存知のように異名同音なので、E7とFdimは構成音がかなり近い。

E7 Fdim F#mのようなコード進行がマイナーの楽曲にあるのも、構成音を一つ変化させるだけでE7からFdimへの進行ができるからだ。

FdimとFmaj7の組み合わせ

さて、E7がFdimと近いとして、さっき言ったコードの隣あった二つを選択肢に持っておく説に応用してみよう。

E7 Fmaj7という二つの選択肢を作っておき、

E7はFdimと換えが効くから、

Fdim Fmaj7の二つでも「コードの隣あった二つ」の機能は果たせる!

FdimとFmaj7でカバーできる領域

実際にカバーしている音階を見てみると、

Fdimファラ♭シレ Fmaj7ファラドミで、

「ドレミファラ♭ラシド」をカバーしている。

つまりソ以外だ。ソはしょうがないが、幸いにも比較的入れ込みやすい9thの音にあたっているので、短い音価ならごまかせると思う。

FdimとFmaj7の二つを選択肢として持っておけば、かなり多くのメロディをコードトーンとして処理できる。

任意のコードのdim化

さらに広げて、コードxdimとxmaj7、つまり任意のコードでも二つを選択肢として持っておく戦略はありなのか検証してみよう。

dimの音階はroot,▽3,+4,-7(6と同等)。

maj7の音階はroot,△3,5,△7。

まとめるとroot,▽3,△3,+4,5,6,△7の音が使える。

2の音はどちらにも入れ込めるが、4の音はmaj7の方には入れづらいものがある(△7とぶつかるため)。

任意のコードをdim化して幅広いメロディに対応するという戦略は、「状況によっては使える」くらいの感じだろうか。

問題点

問題はdimが落ち着かない響きであることだ。

たぶん他のコードへのつなぎとして使う以外では難しいものがあると思う。

つなぐ場合、E7の変化だということを利用してつなぎ先を決めると良さげ。

3x4と4x3 KORG VOLCAのアクティブステップ機能について

 

前説

時々掛け算の順序が話題になったりしている。

どうも順序的には 1グループ中の数xグループの数 で考えるべしという基準があるみたいで、答えが正解でも掛け算の順序を逆にして不正解になった例とかがツイッターに上がったりしている。

不正解にするのはどうかと思うが、1グループ中の数 x グループの数 という順序自体には合理性があるように思う、そんな体験をしてしまった。

 

最近自分の中で流行っているのがKORG VOLCA BEATSという機材。小さいドラムマシンで、打ち込みが強力かつ簡単なのがウリだ。音色もいいと思う。

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その打ち込みの機能の一つに、アクティブステップ機能というのがある。

デフォルトではすべてのステップがアクティブだ。16個あるステップのどこでも音を出すことができる。

しかしこのようにあるステップを消してしまうと、

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消されたステップは飛ばされる。つまり一小節に含まれる音符の数が変わるのだ。

ちょっと見づらいが鍵盤の上部のランプを見て欲しい。左から12個までのステップは明かりが灯り、4個は消えている。

この場合、一小節=12個というシーケンスになる。

ところが12個には他のパターンも考えられる。

f:id:mi_ki_ri:20170211215522j:plainこうだ。

この場合、3つのアクティブなステップ+1つの休みを4回繰り返すことで一小節が構成される。

この二つはどう使い分けるべきか?

まずデフォルト設定

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まずデフォルトの16個から行こう。

デフォルトの16個は、16分音符が16個という構成になっている。

つまり4ステップが1グループでグループが4つあるという捉え方だ。

16ビート(という言葉は和製英語らしいが)を表現するときにはこれだ。

次に4x3

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ではこちらの、左から連続で12個の場合はどうなるか。

先程のステップ4つで1グループという考えを敷衍すれば、こちらはグループが3つということになる。

最後のグループは休む。

4つのビートから1つ弾いて3つのビートになるから、3拍子だ。

これは3拍子を表すのに適したステップ設定であるといえる。

(実際には、3拍子のときはハネることが多い気がするのでまた複雑になる)

3x4

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ではこちらの、3つステップ+1つ休み で1グループを構成しているほうはどうなるか。

先程の3拍子を4x3と表せば、このセッティングは3x4と表すことができる。

一つのビートの中に3つの音符が入る、それが4回繰り返される形式。

「ズッズタッタズッズタッタ」といったハネたリズム、シャッフルを表すのに好都合なパターンなのだ。

VOLCA奥深い

このように同じ12個のステップでも考え方が違うということがわかった。VOLCA奥が深い。

ちなみに自分は当初3つアクティブ+1つ休みでシャッフルを表せることに気づかず、12個を端から並べる方式でシャッフルを打ち込もうとして間違えまくった。

機械は間違えないが、人は間違える。

だから機械を上手な設定にしておくことも大事だと痛感させられたりした。

中立は揺れ動く? バランスについて考察

バランス=人生

人生バランス。

これが自分の数少ない信条の一つである。

しかしバランスを求めすぎると窮屈になることもある。

バランスの問題点

例えば音楽は理論が大事派と感性が大事派という二つの派閥があったとして、

じゃあバランスが大事だから理論と感性の間を行こうとかそういう発想になってしまう。

感性派が強いからバランス上理論派を擁護しようとか、その逆で、感性派が強いから感性派に寄ろうとか、そういう発想も出てきてしまう。

バランス派はどこが悪かったか

ダメだ。

そもそものバランスの目的を見失っている。

バランスの目的は、一言で言ってみれば善である。例の場合いい音楽を作ることである。

いい音楽を作るためにはいい価値観が必要で、それはバランスがとれた価値観であろうということだ。

上のダメな例のダメなところは、どちらも価値観より勢力とか立ち位置でバランスをとろうとしていることだ。

真のバランスは難しい

しかし中立の価値観というのは、とがっていないだけに実は難しい。

中立的でしっかりとした価値観を立てるためには、極端な価値観の、勢力ではなく思想をくみ取らなければならない。

先の例でいえば、理論大事派はなぜ理論を重視するのか。感性大事派が守りたいものはなんなのか。

そういった点について考察しなければならない。

しかしそれをするということは、一旦理論派なり感性派に入門するということになり、バランスからは離れてしまうという懸念もある。

ヤジロベエ式バランスの取り方

この難しい状況にどう対処するか。

例えば、大衆音楽は複雑と単純をいったりきたりしているらしい。

政治も保守と革新をいったりきたりしている。

バランスをとるにはこれが参考になるのではないか。

つまり、最初から中立を目指すのではなく、その時々で正しいと思う方につく。

そして自分の立場を変える勇気を持つこと。

バランスをとるには、いったりきたりすることが必要なのではないかと思う。

ギター指板の図もサクッと描ける。そう、Adobe XDならね。

Adobe XD

Adobeが作っているデザイン用のアプリ、XDというのがある。

今ならベータ版ということで無課金ユーザーでもインストール可能だ。もしよければ。

……で、そのXDならギターの指板の図がサクッと描ける。描けた。

手順

  1. 四角を一個作り、その中に度数を表す文字を入れる。
  2. リピートグリッドに変換。
  3. ほしい数だけリピートして、いらない隙間を消す。

これだけで指板っぽいものが描ける。

あとは度数をポチポチと入れていけば、こういう

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図が完成。

度数ポチポチが面倒なくらいであっという間にできるので、フレットの図が欲しい人は試してみるのもいいのではないでしょうか。

で、指板の話

前回(最近自分の中で流行りの作曲方法、プラマイ2フレット法 - ミキリハッシャブログ)記事にした、プラマイ2フレット法からの流れで、

できるだけポジションを動かさない場合の各フレットの音が一覧で欲しくなった。

Rがルートを表す。CメジャーコードならCの音を、6弦人差し指で押さえる想定だ。

この図を見るといろいろなことがわかる。

いろいろなこと1。4弦まで使えば全部の音をルートにできる。

Cメジャーコードから始まるとして、4弦まで使うなら、

D♭、D、E♭、Eなど、すべての音が4本の指(+人差し指伸ばし)の範囲内にある。

これが何を意味するかというと、ベース音に何が来ようとポジションを動かさずに弾けるということである。

いろいろなこと2。イチロクニーゴーかイチサンヨンゴーか

イチロクニーゴーというのはよくあるコード進行で、

1 6m 2m 5と進む。

イチサンヨンゴーなら 1 3m 4 5 だ。

どちらもよく使われるコード進行だが、なにげに6弦人差し指ルートの場合、6の音が人差し指伸ばし+4弦でないと使えない。

6弦人差し指ルートではイチサンヨンゴーのほうが楽だ。こちらは人差し指伸ばしではあるが、5弦ルートにできる。

6弦から始める場合、イチサンヨンゴーの曲が増えることになるのかもしれない。今まで考えたことのない視点だ。

なお、イチロクニーゴーとイチサンヨンゴーはコードの機能としては代替できる(当然響きは違う)。

いろいろなこと3。ポジションによって出しやすい音が評価可能

弾く弦と押さえる指によってその音の出しやすさが変わってくる。

弦については、6弦がおそらくいちばん慣れていて、5弦がそれに次ぎ、4弦はあまり慣れていない。

これはコードを押さえるときとソロを弾くとき両方に関わってくる。

指については、人差し指伸ばしはストレッチになるので難しい。小指も難しいだろう。

つまり人差し指伸ばし+4弦の6の音が出しにくく、小指+4弦の▽2の音も出しにくい。

ところが▽2は6弦中指にもあるので、やはり6が一番出しにくい音ということになりそうだ。

このようにポジションによって出しやすい音が変わると思われる。

ということは逆に、出したい音によってポジションを変えるのが有効だということだ。

実は指板の図は6弦人差し指バージョンのみならず、たくさん作っていたので今度の記事で各バージョンを検討してみたい。

最近自分の中で流行りの作曲方法、プラマイ2フレット法

プラマイ2フレット法とは

プラマイ2フレット法をご存知だろうか。

ここで知っているという人がいたらびっくりするのだが、プラマイ2フレット法は最近自分が編み出したギターでの作曲方法である。

具体的には、最初に押さえたコード(なんでもよし)からポジションを動かさずに(2フレットまでなら可)パターンを作る。

プラマイ2フレット法の例

例えば、最初のコードがE9だったとする。わりとカッティング向きな押さえやすいコードだ。

f:id:mi_ki_ri:20170113215550p:plainE9の図

その場合、最初に押さえたコードのルートは(5弦の)7フレットだから、5フレット〜9フレットの間でコードのパターンを作るのだ。

さらにこの場合、ルートを薬指で押さえているから、5フレットルートを人差し指で押さえるコードならポジション移動がさらに少ない。例えばAだ。

f:id:mi_ki_ri:20170113215859p:plainAの図

(逆にルートを人差し指で押さえるタイプだった場合、次のコードを中、薬指で押さえるものにすればポジション移動が少ない。このパターンも頻出)

E9→Aと来たのでF#m7onB→E9と戻ってみよう。これを1パターンとして曲を書いていくのがプラマイ2フレット法だ。

E9--A---F#m7onB-E9
x---x---x---x
7---5---7---7
7---6---6---7
6---7---7---6
7---x---x---7
x---5---7---x

長所

この方法の長所は、何度も言うようにポジション移動が少ないことである。

このことは弾き語りをやりやすくするだけでなく、「音の高さが揃う」という利点も兼ね備える。

例えば上記のコード進行でも、一番高い音(トップノート)が7,5,7,7とあまり動いていない。

これが聞こえを滑らかにする。

また別の長所として、普通にやっていてはあまり出てこないテンションなどの響きを得られる。制限することで逆にアイディアを生み出すのだ。

短所

短所は制限があることである。これは長所でもあり短所でもある。

あまり自由奔放なコード進行は出しにくい。ジャンル的にはロックやポップスよりも、ブルースやファンクに向いている。

まとめ

プラマイ2フレット法、一度試してみるくらいならいいんじゃないでしょうか(気弱なまとめ)。