パプリカ(アニメ映画)を見た!
パプリカ見た
Amazonプライムビデオで1500円くらいだった。
パプリカは今敏監督のアニメ映画作品で、他人と夢(目標ではなく眠っているとき見るやつ)を共有できるマシン、DCミニが盗まれたことから始まるSF? SFか?
映画的な映像表現(画面転換とか)に興味があったところ今敏監督をおすすめされたので、夢とか無意識とかにも興味あるのでパプリカに。
ストーリー的な部分
隙がない、という感じ。
ちな原作は筒井康隆。
それほどストーリーがすごい! という感じではなかったが期待される部分をしっかり押さえていた印象。
ベテラン刑事の過去の後悔、とかイケメン秀才の天才への嫉妬と鬱屈、とか冷静に考えるとかなりベタな要素が入っている。
筒井さんって意外とベタなんだろうか。
悪夢的な描写に力を入れるためにほかを普通にしたとかかな。
絵・映像的な部分
これは期待していたが、応えてくれた。
特にアクションやOPなどの場面がコロコロ変わる部分や、
敦子と所長がしゃべっているのと同時進行でイケメン秀才が死ぬところなどが面白かった。
また筒井さんも力を入れたのであろう悪夢のパレード描写は、映画においても力が入っていた。
エレベーターの全部17Fになるところがなんか好き。
テーマ的な部分
テーマと言うか、夢との付き合い方という問題意識があるのだろうか。
「現実」側の敦子、「夢」側の理事長、両者を行き来するパプリカ、といった感じだろうか。
そして粉川の同級生が本当も嘘も大事にすることを説く。
キャラ語り
敦子さん
真面目というより堅物な人。パプリカより好き。
自分の気持ちを押し込めがち。夢治療にわざわざパプリカという別人格を使っているのは意味ありげ。
パプリカ
タイトルのわりに謎な人。
パプリカが外皮で敦子さんが中身だった描写からすると、敦子さんが厳しい環境で自分を守るために生み出したんだろうか。
コスプレが好き(たぶん)。
所長
好人物。そんなに役に立ってる感じはしないがいるといないとでは雰囲気が違うと思われる。
あと夢描写で必ず性欲が発露しているのでエロジジイなのか、逆に普段セーブしすぎなのか。
粉川さん
狂言回しというか、映画は粉川の治療で始まり粉川の癒やし(親友の許し)で終わる。
なかなか愛すべき人物だが、語ることは少ない。
時田くん
メインヒロイン。
氷室くん
本人というか現実世界では一度も喋ってないのに人となりがなんとなく分かる。
小山内
サブヒロイン。
天才への嫉妬を抱える鬱屈した秀才でイケメン。
一人だけキャラ属性盛りすぎだろ…
最終的に生きてるのか死んでるのか…?
りじちょー
女神転生に出てきそう。
一連の事件のどこまでが意図したものだったのかよく分からない。
ボカロ曲を投稿してFANBOXも書いた
投稿はこれ
そしてFANBOXは
これだ!
FANBOXはニコニコに対応してないようだから、
投稿しました的な記事はFANBOX以外がいいかもしれない。
新・ポモドーロテクニックver2(完成版)_final
ポモドーロテクニックとは
有名なのでご存知の方も多いと思うが、ポモドーロテクニックとはトマト型(ポモドーロ)のタイマーを使って時間を区切って作業する方法だ。
25分の作業と5分の休憩を繰り返し、4回めの休憩は長く(15〜30分)する。
ちょうど人間の集中力が持続する時間に合わせてあるらしく、評判のいいテクニックだ。
が、
人間はそれぞれ違う。
そのままでは無理な理由
自分の場合、集中力が25分より長く続くらしく、それだけならいいのだがその分疲れがどっと出るようで、
25分-5分のリズムが体に合わなかった。
それでも時間管理がうまくなりたいので何度か挑戦しているうちに、
ポモドーロテクニックの休憩部分だけ取り入れるといいのではということになった。
休憩部分だけ取り入れるとは
- 適当に作業する。時間は決めない
- 疲れたなと思ったら休憩する
- 多めに疲れていたら大休憩(30分)、軽めの疲れなら5分休憩する
というやり方で作業するといまのところいい感じ。
また、帰宅してすぐなど疲れている場合はいきなり大休憩を取ることも辞さない。
ポモドーロから、5分と30分という休憩の単位だけ持ってきた感じだ。
もう少し細かい点
- ポモドーロテクニックを支援するアプリは多くあるが、自分はiOS純正のタイマーを使うことにした。
- 休憩は小休憩の場合、ぼーっと過ごす。
- 大休憩はぼーっと過ごすには少し長いので、本を読む、音楽を聞くなどインプットタイプのタスクをする。
まとめ
フレンズによって得意なことは違うので、集中力が持続する・しない。休憩が長く必要・短くてすむなど個人差というものがありうる。
そういうときに、先人の知恵に適度にアレンジを加えるのがいいと思う。
我々は賢いので。
ハロー、ギターで4度堆積ワールド
あらまし
4度堆積和音という概念がある。
通常の和音(コード)、すなわち3度堆積和音は「ド・ミ・ソ」のように、
鍵盤を「一つ飛ばし」で重ねる。
そこをさらに一つ飛ばして、「ド・ファ・シ♭」のように重ねるのが4度堆積和音だ。
(ところで、同じ音程(ユニゾン)が1度で隣の音が2度という数え方、
ちょっと違和感を覚える。ゼロが発明される前の概念なんだろうか)
3度は協和音だと言われるが、4度は不協和音まではいかなくてもかなり緊張感のある響きがする。
sus4コードを思い浮かべてもらうと分かりやすいかもしれない。
その4度を3度の代わりに基本とするわけだから、かなりアクの強い響きとなる。
で、この4度体積、ギターでやるとやりやすいのではないか、というのが今回の話。
説明
というのも、ギターの各弦は低い方からEADGBEとなっている(レギュラーチューニングの場合)。
これは音程の差でいうと、4度4度4度3度4度だ。
つまり、何気なく弦をガバっとつかめば、それだけでもうかなり4度堆積和音なのだ。
あるいは、何も押さえずに開放弦をジャラっと弾けば、3度が1個だけ混じった4度堆積和音が得られるのだ。
ギターは4度堆積和音に向いているといえよう。
実践
Dm7(11)
名前は難しげだが、見ての通り押さえ方はさほどでもない。
それどころかDm7から薬指を取った形なのだ。
Dm7よりかんたん!
参考にDm7
サウンド的には、Dm7に似ているだけあって聞きやすいが、ちゃんと4度堆積ならではの緊張感も感じられる。
一番取り入れやすそうなボイシングだ。
D69
前のDm7(11)の2,3,4弦が1フレット下がった形。
DとF#の間の音程が長3度で、他は(完全)4度。
この押さえ方、ジャズやボッサで出てくるような感じ。
つまり違和感が少なく、かつ4度堆積の醍醐味を味わえるいい押さえ方。
Dmaj7(#11)
もう一つのメジャーコード系。
今度はDとG#(譜面だとAbになってる)の間が増4度で、他は完全4度。
増4度が気になるかと思いきや、4度堆積のアクの強さのほうが勝り、結果的にあまり違和感はない。
とはいえ、普通の曲でいきなり出てきたら驚くような響きではある。
キメとかで使うならいいかも。
Dsus4
sus4さん、あんたこっちの仲間だったのか…!
今度はDとAの間が完全5度、残りは完全4度となっている。
これは違和感はないけど、かわりに4度堆積の醍醐味もあまりない気がする。
A69
文字が重なってしまった…。
ここから6弦ルートに入る。
音程はAとF#の間が長6度、その先は完全4度。
これもなかなか。
6度ならではのまろやかさと4度堆積和音のエグみが調和している(美味しんぼ並感)
Am7(b13)
こいつが難敵。
b13のF音が入るわけだが、AmにFが入ったらコードとしてはもうFじゃね? という疑惑があるのだ。
しかし聞いた感じではギリAmの調性に収まっているように思えたので掲載。
使いどころは難しそう。
Amaj7(13)
いわゆる普通のメジャーセブンスに13を足した形となり、一般的なコードの感覚できける。
それでいて4度堆積みはあるので、なかなか使いやすいボイシング。
欠点は押さえるのがちょっとむずかしいこと。
まとめ
5弦ルートはマイナー、6弦ルートはメジャーに強いように思った。
開放弦を利用するなどすれば、さらに面白い響きが追求できそうだ。
やはりギターは4度堆積に向いているように思う。
作曲に取り入れるコツとしては、思い切って「4度堆積モード」に入り、最初から最後まで4度堆積で突っ走ること。
響きが面白いので上下動しているだけでもなんとなくリフになる。
iPadでマンガを描いてpixivに投稿するまでの覚え書き
あらまし
マンガは昔から好きだったが、今回とうとう描いたので手順みたいなものを書き留めておく。
マンガ(空想する桃屋モヤ 時間の流れが遅い編)の内容は上のリンクを見てほしい。
大したことは書いてないが完成したことに意義があるのだ。
0.スキあらばマンガを描くぞという気概
マンガを描いていない人は、自分も今日までそうだったのだが、きっかけが掴めないことが多いと思う。
なのでスキあらばマンガを描こうという心の準備は大切だ。
1.キャラデザ
人により場合により様々だと思うが、今回は最初はキャラだった。
いっつももやもやっと何か考えている少女、桃屋モヤのイラストを描いたのだ。
で、このキャラを使って何か描けないかなと思った。
3.題材
題材は普段から探しておくといいと思う。
自分は(あくまで)ボカロPなので、歌詞用にちょっとしたアイディアをメモったりしていた。
ちなみに、Simplenoteというサービスを利用している。
今回はその中から、「コロナで時間は遅いが季節は早い」というメモ書きをピックアップした。
4.作話&ネーム
このあたりはまだ手順が確立されていないのでグッチャグチャだった。
とにかくなんとか5ページのコマ割りまでやった。
5ページというのもいかにも半端で、プロだったら8ページとか16ページとかにしそうに思う。
この場合、たまたま5ページくらいで話が終わったので5ページにしたに過ぎない。
5.作画 ClipStudio
作画にはiPad Mini、Apple Pencil(第一世代)、ClipStudioのiOS版を用いた。
ClipStudioはサブスク式だが、今はまだ無料期間なのでお金は払っていない。
コマ割りツールでコマを割ると、レイヤーができてくれるのでそのレイヤーを利用してゴリゴリと描く。
注意点として、コマ割りツールの枠線描画も現在選んでいる色(前景色)が反映されるので、
誤って「透明」を選んだままコマを割って枠線が無いなあと慌てないこと。
これは一般的な注意点だ。
レイヤーは増やせるので、下書き・ペン・色塗りなどにするといいと思う。
今回はスピード重視で一個のレイヤーに一気に描いた絵が多い。
6.書き出し
作画が終わったら書き出しだ。
いろいろ選択肢があるので迷うが、pixivに投稿するなら「統合して書き出し」でpngにするのがいいと思う。たぶん。
書き出し先はiCloud Driveがよかろう。
これも一般的な注意点なのだが、開発用なのでiPadだけAppleのIDが違うということもあるだろう。
しかし気にせずiCloudに保存していい。
WinのiCloudアプリはiTunesとは別のユーザーも指定できるようだからだ。
(Macだったらどうなっていたことか)
とにかく、「統合して書き出し」をiCloud対象にすることで、自分のPC上でバラの画像ファイルが触れるようになっているはず。
7. 投稿
pixivの「作品を投稿->漫画」で投稿画面に移り、さっき書き出したファイルをそのまま投稿すればOK。
ここは迷わなかった。
投稿を終えて
なんてことない漫画だが、妙な満足感があった。
今回は完成させることを優先したので、
徹底して絵は省エネにしている。
次は完成までの流れが見えているので、もっと絵にも力が入るんじゃないかなと思う。
以上でした。